ワードプレスを使ってオウンドメディアを作るには、まずはサーバー(情報を管理する大きい倉庫)を契約し、そしてドメインの取得(その倉庫の住所)が必須になってきます。
でも、、
- ドメインってどうやって取得すればいいの?
- あとドメインを取得するのにお金はかかるの?
- お金がかかるんだったらなるべく安く、できれば無料がいいなぁ・・
このような疑問が浮かびますよね。
ドメインは選ばなければ1円~とかなり格安で手に入れることができます。
ですが、ドメインはただ好き勝手に取得すればいいというわけではありません。
なにも考えずに取得してしまうと、あとあとめんどくさい弊害が起こったりしますので注意が必要です。
そこでこのブログでは、オウンドメディアを所有しようと考え始めた初心者の方にわかりやすく
- 面倒なことが起こらないようなドメインを格安で取得する方法
- ドメインの設定の仕方
この2つを解説していきます。
ワードプレスのドメイン料金は種類によって変わってくる
ひとえに『ドメイン』といっても実は色んな種類があるのを知っていましたか?
色んなウェブサイトのURLをよく見てみると、末尾が「.com」「.info」「.co.jp」と色々と異なっているのがわかります。
- 価格ドットコム:https://kakaku.com/
- イオン:https://www.aeon.info/
- 三菱自動車:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
このように、ドメインの末尾(赤文字部分)に違いがあり、それのどれを選ぶかによって取得にかかる料金が変わってくるというわけです。
ドメインの種類のそれぞれの意味
というとそうではなくて、これらのドメインにはそれぞれ意味があります。
ドメインは3つのグループに分かれるので、グループごとに説明していきますね。
①gTLD(分野別トップレベルドメイン)
ドメイン利用者の住んでいる国や地域にかかわらず取得できるドメインのことです。
- 「.com」…商業組織用のドメイン
- 「.net」…ネットワーク用のドメイン
- 「.org」…非営利組織用のドメイン
※本来は上記のような用途で使用されていましたが、現在は誰でも取得することが可能です。
これらのgTLDは「ICANN」という組織が管理しており、上記を含む22種類のgTLDが使用されています。
②ccTLD (国コードトップレベルドメイン)
国や地域ごとに割り振られたドメインです。
基本的にはISO(国際標準化機構)に規定されている2文字の国コードが使用されています。
例えば、日本のccTLDは「.jp」であり、日本に住んでいる人でなければ取得することができません。
また、ccTLDはセカンドレベルドメイン(例:「~〇〇.jp」の〇〇の部分がセカンドレベルドメイン)によって「属性」を分けることができ、特定の条件を満たすことで登録が可能です。
- 「co.jp」…日本国内で登記されている会社・企業が登録可能
- 「or.jp」…日本国内の特定の法人組織が登録可能
- 「ac.jp」…学校教育法などの規定による日本国内の教育機関が登録可能
- 「go.jp」…日本国の政府機関、各省庁などが登録可能
③新gTLD
近年では新ドメインと呼ばれる「新gTLD」が多数登場しています。
- 「.tokyo」:東京について書いてあるとわかる
- 「.shop」:なにかのお店なんだとわかる
- 「.game」:なにかのゲームについて書いてあるとわかる
というような、より具体性を持った新ドメインが存在します。
ドメインの種類にseoの有利・不利は関係ない、ユーザーに与える印象があることを重視せよ
といった疑問を持ったかもしれませんが、実はどの種類のドメインにするかはSEOには関係ありません。
ただ、ドメインの意味を解説している部分を読んで気が付いたかもしれませんが、ドメインにはユーザーに与える印象があります。
- 「.co.jp」なら、日本のサイトなんだ。
- 「.shop」なら、どこかのお店のページなんだ。
- 「.work」なら、なにか仕事募集についてのサイトなんだ。
といったような具合に、ドメインの種類によってユーザーに与える印象が変わってきます。
例えば、ドメインが「〇〇.shop」となっているのに『ブログの運営方法』について解説しているブログだと、何だか違和感を感じますよね。
その場合、ひょっとしたら
- ユーザーが違和感を感じてページを読まずに閉じてしまったり
- 適当にスクロールして閉じてしまったり
そのような事が度重なった結果離脱率が上がってしまい、グーグルからの評価が悪くなる・・といったこともあり得ますので、あなたが運営したいブログの内容とドメインに関連性があるようにしましょう。
結論:ブログを運営する際にはどれを選ぶといいか?
おすすめは「.com」「.net」です。
というのも「.com」「.net」なら誰でも見たり聞いたりしたことがあり、一番なじみがよく親しみやすいからです。
さらに、「.com」「.net」ならオールマイティに対応ができるため、途中であなたの運営内容が変わっても対応することができます。
どういうことか?というと、例えば
ということが起こってしまった場合。
ドメイン名が「.game」なので、ブログの運営方法について書いてあるのは微妙ですよね。
なので、ブログの運営方法について書きたい場合はもう一度ドメインを取り直さなければならず、余分な出費になってしまいます。
そういった事を防ぐためにも、「.com」「.net」のドメインを取得しておくことをおすすめします。
ワードプレスのドメインを無料で取得するには?
サーバー会社がやっているキャンペーンドメインなら実質無料で取得できるのでおすすめです。
キャンペーンドメインとは、新規でサーバーを契約するときにドメインを1つ無料でもらえるというもので、例えば私が使っているエックスサーバーでは最初のドメインを1つ無料でプレゼントするというキャンペーンを現在おこなっています。
お名前ドットコムとかだと安そうだけど?
よく
と思われる方がいらっしゃいますが、取得したドメインとサーバーをつなげる作業が必須になり、これがとてもややこしいため、初心者にはお勧めしません。
あなたが契約する・または契約しようと思っているサーバー会社でとったドメインであれば、サーバーとドメインをつなげる作業はほぼしなくてもいいレベル(ボタン一つで簡単)なので、初心者の方は契約するサーバー会社でドメインを取得することをおすすめします。
3分でできるドメインの設定方法~ドメインとサーバーをつなげる方法~
当ブログでは使用するサーバーはエックスサーバーを推奨しているので、ここからはエックスサーバーでのドメイン設定方法を説明していきます。
エックスサーバーでは、ドメイン設定の追加と同時に、無料独自SSL設定も追加されますのでとても便利です。
SSL化しているサイトでのやりとりはランダムな文字列に暗号化されるため、情報漏洩やなりすまし、文章の改ざんなどを防ぐことができます。
SSL化されたサイトは「https://」と表示されユーザーを守るためにも、SSL化は必須となっており、グーグルもそういったサイトを評価しています。
ドメインの設定方法
- サーバーパネルにログイン
- 設定したいドメインを入力
- 追加するボタンをクリックして完了



ワードプレスのドメイン取得はキャンペーンドメインで取得するのが一番いい
ワードプレスのドメインを取得を一番安く済まそうとして、とりあえずドメインだけ取得したり、ドメインの種類を好みや値段だけで選ぶと後々後悔することになってしまいます。
なので、
- サーバー会社でやっているキャンペーンドメインを無料で取得する
- ドメインの種類は「.com」もしくは「.net」を選ぶ
この2つのポイントは忘れないようにしてください。
また、サーバー会社で取得したドメインなら設定も難しくなく3分で済みますので、あなたのこれからオウンドメディアを構築していく時間を無駄にしないためにも、ぜひシンプルな選択をしていきましょう。