検索したユーザーがまず見るのが検索結果ですが、そんな検索結果の中であなたのブログタイトルによってクリックされるかどうかが決まりますよね。
どれだけコンテンツの内容がよくても・・
タイトルがクリックされなきゃ読まれません。
そして、もっと言えば、
内容がどれだけよくてもクリックされないようなコンテンツはGoogleさんから見ても価値が低いと評価されて結果的にアクセスも集まらなくなってしまいます。
つまり、
タイトルはSEOの観点から見てもすごい重要だということです。
実際、下記を見て貰えばわかるように・・
クリック率(CTR)が高い項目のほうが上位を獲得しているのがわかりますよね。
逆に上位だからCTRが高くなったとも見えますが(笑)
もちろんキーワードにもよりますが、クリック率(CTR)を高めることは、アクセスそのものを2倍、3倍どころか、5倍、10倍まで飛躍的に増やすこともできるのです。
実際、タイトルを見直すだけでアクセス数がすぐに伸び結果的に検索上位になってアクセスも増えた。
ということは本当によくあります。
もし、今あなたのブログのアクセスが伸び悩んでいるのならば、検索上位にどうしてもならないのであるのならば・・・タイトルを変えるだけでそれらの悩みは解消するかもしれません。
そこで、ここではユーザーが思わずクリックしてしまう魅力的なタイトルの付け方をご紹介していきたいと思います。
1.記事タイトルはSEO評価を左右するのか?
冒頭をご覧になってもらえればわかるように、記事タイトルはSEOでは非常に重要な要素になります。
何が大事論をするとキーワードがあってこそ!ではありますが、投稿の段階でタイトルのクリック率が低いとGoogleさん側からすれば・・・
「この記事はクリックされないから上位表示しても意味なくね?」
となるわけです。
それならば、多少コンテンツの質が低くてもクリックされるタイトルのほうが上位表示する価値があるわけです。
ユーザー視点から見てもそうですよね。
クリックしようと思わないわけですからその時点で価値がないわけ。
「もっと中身を見てくれよ!」
なんて言ってもどーしようもないです。
中身さえも見たいと思ってもらえていないないわけですから・・
下半身を露出してエロい顔をしながら
「誰よりもきみが好きだ!」
と本気で告白した。
でも、「いやいや、絶対にエロ目的だし!」を言われて(当たり前か)「俺の中身を見てくれよ!」と言っているようなものです(笑)
言い過ぎですが(笑)
それにですよ。
そもそも、タイトルそのものもコンテンツの一部だという事を忘れちゃいけません。
タイトルとコンテンツ内容は別だ!
みたいに思っている限りいいタイトルを作れはしません。
タイトルの役割は読みたい!興味がある!という状態を作るためのものです。
読みたいとおもって読んでもらうのとそうでないのとでは・・。
得られる学びはどちらが大きいのか?は言うまでもないですよね。
CTR(クリック率)はそのユーザーの興味や関心を測るバロメーターなのです。そして・・・SEOで上位表示されるコンテンツのある意味で最も重要な要素でもあるのです。
2.CTRの高低差から学ぶタイトルの作り方
記事タイトルの評価を決定するCTRは先ほどのサーチコンソールの画面で確認することができるのですが、ある程度データがたまってくるとCTAは高いもので60%を超えるものもあるはずです。
しかし、同じ検索順位でも中には10%程度しかないものも出てきます。
こういうデータを見て
「やばい!10%って低いぞ!60%にしないと!」
と思うかもしれませんが、実はこの考え方自体が大間違いである可能性があります。実際、今現在ある程度のデータがたまっている人は実際にデータを一度チェックしてもらえばわかると思いますが、大体の場合。
低・・・抽象度の高い検索回数の多いメインキーワード
高・・・具体的な検索回数の少ない複合キーワード
なはずです。
「ダイエット」みたいな検索する人は多いけど漠然としたキーワードはCTRが低くて、「ダイエット 飲むだけ 美味しい」というような具体的な複合キーワードほどCTRが高いはずです。
これはなぜか?
というと、理由をあげればいくらでもあるのですが、記事を書くあなた自身もユーザーの悩みや欲求をより正確に把握できるから自然とクリックされやすいタイトルを作れるのと、ユーザー側も自分自身の悩みや欲求(知りたい情報)が明確化しているからです。
つまり、互いに
何をしりたいのか?何を発信すればいいのか?
が明確になっているのです。
そして、キーワードが具体的になるほどに、専門的なキーワードになるほどにユーザーの悩みや欲求は深くなっていく傾向があります。
なので、CTRが高い低いというのは、あなたが狙っているキーワードによって変わってくるというのをまずは理解しておいていください。
そして、タイトル自体も
抽象度 高:漠然としているけど今すぐ簡単に臨む結果が得られそうなタイトル
抽象度 低:顧客のニーズを深く理解しているタイトル
を作るのがベターなタイトルの作り方になります。
3.SEOを考慮した記事タイトル基本的な設定の仕方
ここに関しては、SEOやアフィリエイトなどで記事タイトルの作り方を多少学んだことがある方ならば見ても「知ってるよ!」とツッコミをもらいそうな当たり前のことではありますが、一応初心者の方のために記事タイトルの設定の基本中の基本を一応書いておきます。
まず、上の検索結果を見てもらうだけでもタイトルの設定の書き方のルールはわかるはずです。
クリックをしてもらえば尚わかります。
3-1.全角32文字はベストではなくなった?
まず、見てもらえばわかりますが1位の記事は記事タイトルの後にウェブサイトの名前が入っていて途中で「…」となっていて途中で文字が切れているのがわかりますね。
これは検索エンジンの検索結果が32文字以上は表示しませんよ!ってことです。
なので基本的に記事タイトルは32文字以内にするのが基本です。もし表示されなくてもいいのならば、32文字以内で興味や関心を抱くようにしましょう。
と言いたいところですが、これをスマホで見ると
32文字も表示されなくなっています。
つまり、スマホが登場した現在は32文字が必ずしもベストとは限らないのですが・・・だからといって32文字はダメだということが言いたいのではありません。
実はGoogleさんは自動的にタイトルを改変して短縮してくれているのです。
だから32文字でもオッケー!
ではありますが、どうやら現在はあまり上手に短縮してくれていない部分もあるようでスマホだと逆にクリックされにくいタイトルになってしまう可能性もあるので、スマホユーザーが多いジャンルの場合は、24文字内でタイトルになるようにし、それ以降の8文字でpc向けに付け加えるといいでしょう。
※あと「」|などを使って区切ることでロボットが上手に区切ってタイトルを短縮できるようにするのも効果的だというデータもあるので実際に確かめながら
3-2.キーワードをタイトルにいれる
そして、次に当然ですがタイトルにあなたがテーマとして書いたキーワードは必ず挿入をしてください。
実際、上の画像は「アフィリエイト 稼ぐ」で検索した検索結果ですが「アフィリエイト 稼ぐ」というキーワードがタイトルにはいっているのがわかるはずです。
ただ、当然ですがあなたがテーマとするキーワードだけをいれてください。
アフィリエイト,稼ぐ方法
で書くと決めたのならば、「稼げない・モチベーション・簡単」などの余計なキーワードをいれたりタイトルに追加したりするのはやめたほうがいいです。あれやこれやとキーワードをいれても分散してしまうので詰め込みすぎないようにしましょう。
自然とタイトルに入ってしまうのならいいですが意図してやっちゃうと大体逆効果になります。なのでキーワードを選定したのならば、そのキーワードを含んだタイトル名にしましょう。
と言いたいところですが、この話はこれで終わりません。
下記の画像を見てください。
これは「カッコいい男」というキーワードの検索結果なのですが、1位の記事には「男」というキーワードがタイトルに含まれていなくて「かっこいい人・女目線」というキーワードが使われています。
「は?さっきタイトルにキーワードをいれろって言ったじゃねーか!ボケェ!」
と、ツッコミをもらいそうですが・・・これは
女目線からみたかっこいい人=かっこいい男
だともロボットが認識できるようになるまでになったということがわかります。
確かに・・・コンテンツ内容は確かにどちらも一緒ですよね。
それどころか男性からすれば女性目線というキーワードは「かっこいい男になる方法」なんかよりも惹かれる方も多いような気もしますよね。
ここで伝えたいのは必ずしもキーワードを入れる必要がない。
という事ではなく、
女性目線 カッコいい
というキーワードもニーズがあってどちらも同じ意味だから上位表示をしているということです。もし、この上位のブログが「男」というキーワードを無理にいれようとしていたら上位表示をされているのか?はわかりません。
ただ言えるのは「かっこいい・女性目線」というキーワードに特化してタイトルとコンテンツを製作することを徹底したから結果的に上位表示されたのです。
“このキーワードで書く”ということを決めたら、そのキーワードで徹底的にタイトルを魅力的にすることを考えて作ることで他の類似のキーワードでも上位表示が可能になるということは覚えておいてください。
あのキーワードとこのキーワード似てるから、別にして情報を小出しにしよう!
両方ともキーワードをいれなきゃもったいない!
というように考えずに徹底的に1記事入魂をすれば類似のキーワードでも表示されるので、とにかく狙ったキーワードで魅力的なタイトルを作ることを徹底しましょう。
3-3.記事内容から逸脱していない
そして、これはあえて言うまでもありませんが・・・
タイトルと記事の内容は当然関連している必要があります。
「ダイエット 飲むだけ 美味しい」
というキーワードを含んだタイトルを作ったのにも関わらず、内容がダイエットをやっても痩せられない理由だけを書かれたものを作っても仕方ないですよね。
タイトルと内容が逸脱してしまっていると当然どれだけ魅力的なタイトルをつけてもGoogleさんに「おっ!お前なんか話と違うぞ!」となってしまうだけです。
当然と言えば当然ですね。
しかし、気が緩むと意外とやりがちなので注意してください。
・・・とSEOの考慮した上で最低限気をつけておくべき3つのポイントを解説しました。
では、そろそろ本編です。
4.効果的なタイトルの構成の仕方と5つの質問
では、一体どういうタイトルがクリックされるのか?まずは、CTRを考えた上でのタイトルの構成について理解していきましょう。
最も典型的でハズさないのが・・・
抱えている問題・悩み・疑問 or 結果・願望
+
原因・理由・ステップ・手順・方法・ポイント
このパターンかなと思います。例えば、
・コピーライティングとは? 基礎から学ぶ方法をプロが伝授!
・【緊急】簡単!一週間ダイエット!増えた体重を落とす方法
・かっこいい人になる!女性目線でかっこいいの定義や特徴を学ぼう!
これなどは正にこの構成で作られているのがわかりますね。キーワードから導き出される問題や悩み・願望や結果を前半にいれて、それに対しての理由や原因や方法などが後半にあります。
もっとわかりやすく言えば、
検索したユーザーの質問(前半)に対して
あなたの記事で何を提示してるのか?(後半)
を完結に伝えるのがこのパターンですね。で、大体のタイトルはこの構成でできているのがわかるはずです。
つまり、記事を作るときには前半と後半を分離して作るのが一番作りやすいのでこの基本的な構成をまずはマスターしていきましょうと言いたいところですが、、、
このシンプルな構成の仕方も以下の要素が満たさないとクリックされるタイトルは作れません。
それが、読み手の顔です。
一体どういう人がそのキーワードで検索をしているのか?を明確化できていなければどれだけこの構成に当てはめてタイトルを作ったとしてもクリック率があがることはありません。
前半部分ができていないわけですから。
そこで、この前半部分を明確化するのが以下の5つの質問です。
Q;ユーザー(キーワード)はどんな質問をしていますか?
Q;一体どのような状況でその質問をしたのでしょうか?
Q;記事を読む事で何が解決(解消)できる事を望んでいますか?
Q;ユーザーは「何のために」その質問をしていますか?
Q;あなたの記事(解決策・解消)の特徴は何ですか?
この5つの質問に答えると検索したユーザーが「一体どんな状況でどんな悩みや願望を持ち、なんのために検索エンジンでどんな情報を求めているのか?」が以前よりも明確化してわかるはずです。
例えば、以前僕は「ブログ 文字数」というキーワードで何も考えずに作ったタイトルは、
タイトル;ブログ記事の文字数は何文字がいいのか?
というものでした。
しかし、上の質問に答えることによって
ブログやサイトのSEO効果が倍増する適切な文字数3つのルール
に変更をしたのです。
もともとは、検索ユーザーが状況で検索をしていることを想定したのですが、ブログを何文字書けばいいんだろうか?という疑問だけで検索していると思っていたのですが、、それだけでなく、SEOで上位表示をするためには1000文字の記事を100個作ると言っている人が多くて、それで本当にいいのか?はたまたやっても全然アクセスが増えないので「本当は何文字がいいのか?」「適切な文字数を知り上位表示をしたい」というという状況の時にも検索しているということがわかったのです。
というか、後者のほうが多そうだなという結論にいたりました。
まだこの記事は現在アップしたばかりのため、CTRはわかりませんが、比べるとかなり魅力的になったのがわかるはずです。
このように、検索ユーザーの顔だけでなく状況までも臨場感高くイメージ(明確化)することによってタイトルは自ずと変わるのがわかるはずです。是非、タイトルを作る時にはこの質問に答えてみてください。
たった、一手間を加えるかどうか?だけで圧倒的な差が出てくるはずです。
5.記事タイトルをクリックされやすくするための5つの要素
先ほどの5つの質問でタイトルを作ることができるようにした上で最後に更にタイトルをクリックされやすくするための5つの要素をご紹介していこうと思います。
一言で言えば小ネタ・テクニック的なものですが、先ほどの5つの質問に答えた上で取り入れられるものを取り入れるというスタンスで活用してください。
5-1.数字を使って明確化する
これはタイトルに限らず何でもそうなのですが、いかにユーザーが明確にイメージできるのかは重要ですが、数字を使うのは最もシンプルな方法です。
実際、僕自身も数字をいれていなかった広告に数字をいれただけで・・・
タイトルのクリック率が8%から40%の5倍にアップしました。
そして、なんと2ヶ月後には検索順位が68位から3位に上昇したのです。
というように、ただ単に「数字をいれると検索順位があがります!」という文面よりも、明確にイメージでき一気に魅力的に感じるはずです。
半年で100万pvを実現した
1日30分の単純作業で
5ステップ
たった1つの事
というように・・・もし、あなたがタイトルに数字にはいっていないならば数字をいれられないかを検討してみてください。
5-2.社会証明や権威性を活用する
先程の数字の事例を見て貰えばわかると思いますが、数字をただいれるだけで信憑性が高くなっていると感じたはずですが、誰だって信憑性がないものよりも信憑性のあるコンテンツを読みたいものですよね。
数字はプロセスや結果などの明確のためにも使えますが信憑性を高める効果もありますが、簡単に信憑性をたかめる方法として
・社会的証明(皆がいいと言ってるもののほうが妥当だと思う心理)
・権威性(自分よりも地位の高い人に従ってしまう心理)
の2つをタイトルにいれるというのがあります。
社会的証明は
・10人中9人が実感
・1日10000pv達成
・満足度95%
というように、ユーザー以外の人が遠回しにいいと感じるような表現をすることです。
もちろん当然ですが、これは実際の数値を使う必要がありますけどね。
主に数字をいれるのがわかりやすい例です。
そして権威性は
・ハリウッドから学ぶ
・心理学の権威も推奨!
・東大生達が予測
というように、検索ユーザーが知っているブランドや明らかに上だと感じている人や権威のありそうなネーミングを使うことによって信憑性をます方法です。これは、誰かやなにかのブランド(専門家・芸能人など)を使ってもいいので非常に使いやすく効果的面です。
5-3.【】の中に入れる
基本的にタイトルは、リンク色も青色オンリーで昔は検索キーワードが太字になってくれましたが、現在は説明文のところが太字になる程度なのでタイトルそのものは強調はできにくいです。
そこで使えるのが記号です。
代表的なのが、【図解】【事例】【注意】【危険】【速攻】
とかですね。
こうやって見てみると2文字のものにカギカッコをかけるパターンが多いですね。このように記号をつかって強調をするだけで注目をあつめることができるようになります。
あと、
“SEO対策”
「モテる」
ような記号を使って強調をするのもいいでしょう。あと・・・「」を使う場面では・・
5-4.感情に訴えかけるセリフをいれる
というのも効果的です。例えば、
「もうやってられねぇ!」
「こんな生活もう嫌だ!」
「もう・・オワタ」
というようにセリフをいれることによって注意を引くこともできます。
カッコの記号も使っているので目立たせる効果もありですね。
このセリフはユーザーが潜在的に思っているけど声を大にして言えなかったり素直に言えなかったりするようなセリフをいれるほうが効果的です。
5-5.簡便性を伝える
僕たち人間は、誰であれ自分が思っているよりも怠け者な部分が多いです。
誰でも、簡単に、素早く楽に望む結果を手に入れることができるのならば嬉しいですよね。
もちろん、誰でも!というのはありませんが
「余計なことをしなくてももっと簡単にできるのに・・」
ということは結構あります。
簡単!誰でも!一瞬で!
みたいに言うのもオッケーですが、
10秒でできる。
1記事で月980万
クリックするだけ
というように間接的に伝えるのもありです。作ったタイトルを難しく感じるよりも簡単にかんじてもらうためにはどうすればいいのか?は考えてもいいですね。
さいごに
さて、いかがでしょうか?まさかここまで書くとは思っていませんでいたが長々と記事タイトルの作り方について解説をしましたが、一番あなたに伝えたいことは「CTRの高いタイトルを作るためにはユーザーを知る」ということです。
でも、これはタイトルだけに限りませんよね。
コンテンツを作るときにも、ユーザーに対する理解を深めているのか?によって内容の質は変わってくるので、個人的にはタイトルを作る前に一度質問に答えるのがいいかなと思います。
まずはぜひ、この流れでタイトルを作ってみてください。
そして、、、テストをしてデータをとってください。
丁寧にやっていくとだんだんと徐々上位表示されるタイトルというのを無意識に作れるようになっているはずです。