3種のメディア戦略との違いから学ぶオウンドメディアの本質と構築法とは?

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上の画像は、オウンドメディアのキーワード検索されている数値の推移をご紹介したものですが、2014年の末頃から検索数が増えていて、オウンドメディアという言葉はちょっとウェブビジネスを積極的に学んだ人ならある程度の人は知られるようになりました。

なぜ、これほど注目されるようになったのか?

というと、以前はオウンドメディアは大手でも作ることが難しく、中小企業ならばなおのこと難しかったのが現代ではゼロから誰でもその気になれば容易に作れるようになったからです。

ビジネスをする上で、オウンドメディアを構築できるようになるということは社会で言えばインフラを抑えるくらいの効果があり、公務員くらいの安定性があると言っても過言ではないほど。

だからこそ、注目されているのかもしれません。

しかし、他のウェブサイトのオウンドメディアの説明を見るとちょっとズレていたり、意味はあってはいるけど、オウンドメディアの本質からズレた構築の仕方を教えていたりします。

そこで、ここでは!

その不満を埋めながらもオウンドメディアの本質、その本質からわかるオウンドメディアを構築するための方法をご紹介していきます。

1.3種のメディアからわかるオウンドメディアとは?

オウンドメディア(Owned Media)とは、トリプルメディアという3つのメディアの中の1つです。トリプルメディアというのは企業が見込み客に対しメッセージやセールスを伝達するために活用するメディアを分類するときの考え方です。

では、どのように分類されるのか?というと・・

・オウンドメディア(Owned Media)・・自社が所有しているメディア
・ペイドメディア(Paid Media)・・広告費がかかり費用対効果を重要視されるメディア
・アーンドメディア(Earned Media)・・SNSなどで信用や評判を高めるメディア

この3つに分類されるのですが、インターネットが出てくる前は、テレビCMや新聞広告などのペイドメディアが大半を占めていたんですが、今ではメディアと一言で言ってもこれだけの数があるのです。

ネットに当てはめれば・・・

・ペイドメディア・・・・・PPC広告・メルマガ広告・ブログ広告
・アーンドメディア・・・Facebook・Twitter・Instagram
・オウンドメディア・・・WordPressなどのCMS・WEBサイト

みたいに分類できますね。

なぜ、その中でもオウンドメディアが注目されるのかというと、以前はたいていの企業が自社で集客ができるメディア(媒体)を持つことができなかったからです。

何かの媒体に頼るしかなかったから!なんですね。

なんらかの媒体(立地や反応のいいメディア)をいかに活用して自社の顧客リストに加えていけばいいのか?が非常に重要だったわけです。

しかし、自分で媒体を持つことができたのならば・・・

伝えたいことを伝えたいだけ伝えられる集客媒体。

を手に入れることができます。

ちょっと違うかもしれませんが、これはつまり!

自分で立地のいい土地を作ったり、多くの人が見る雑誌をゼロから作ることができるようになったようなものです。

しかも企業に限らず個人でも作れる!

というのもオウンドメディアが注目される要因なのでしょう。

そして、何よりもGoogleのパンダアップデートとペンギンアップデートによって検索エンジンの評価が、コンテンツ内容そのものにフォーカスをした評価基準に変わったからというのが一番大きいです。

昔は、SEO対策ではコンテンツの質を判断する基準がなく被リンクの質と数を中心とした評価だったので、自作自演リンクとかオールドドメイン(人気のあったドメインを買い取る)ばかりで、決してコンテンツそのものが評価されるわけではなかったんです。

だから、

ユーザーに価値のあるコンテンツではなく
GoogleのSEO基準を満たした被リンクのあるブログやWEBサイト

が上位にあがっていたんです。

わかりやすく言えば、クソ面白くない何の役にも立たない番組でも、人脈やお金さえあれば放送することができるのではなく、最終的に面白かったり役立ったりして視聴率を勝ち取り続けないと放送をし続けられない。

というユーザー目線で評価されるようになったからです。

つまり、本気で自社(自分)の経験や知識などを活かしてユーザーに価値を届ければ自社メディアを強化でき、下手すれば何もしなくても集客ができるような仕組みになったというのがオウンドメディアが注目された最大の理由なのです。

オウンドメディアは自社が保有するメディアです。

よく、Facebookとかもオウンドメディアとか言っている人がいますが、あれはアカウントは自社でも、権限はFacebookがもっているのでオウンドメディアとは言いませんし、自分のウェブページに広告でアクセスを集めているのならば、オウンドのホームページなだけで、メディアとしての力(集客できる媒体の力)はないのでオウンドメディアとは言いません。

ここら辺を勘違いしないようにしましょう。

これを本当の意味で理解できた時、オウンドメディアを構築する戦略は自ずと見えてくるはずです。

 

2.オウンドメディアを構築する3つの戦略と事例

では、オウンドメディアの理解が深まったところで、いかにしてオウンドメディアを構築していけばいいのか?について先ほど解説した3つのメディアの特性を最大限活かした代表的な3つの戦略について紹介していきます。

2-1.コンテンツマーケティングでオウンドメディアのみを構築

オウンドメディアと言えば、SEOで上位表示をし検索エンジンからユーザーを集めるのが基本中の基本です。

そして、SEOで上位表示されるには・・・
“価値あるコンテンツ”
は必要不可欠です。

だからこそ、オウンドメディアとコンテンツマーケティングは非常に密接な関係があると言われているのでしょう。

ようは自分のメディアで価値あるコンテンツを発信して、検索エンジンから集客できる媒体を構築していくのがオウンドメディアでは最もベターで推奨されています。

検索エンジンからならば、こちらから集客したいユーザーを集める事ができますからね。

キーワードによっては、

 

月間100万人が検索するキーワードもありますし、ロングテールによるニッチなキーワードを狙うこともできるので狙った見込み顧客を集める事もできます。

オウンドメディアそのものを強化!

そのためには、検索ユーザーが求めている以上のコンテンツを発信することと、多少のSEOの知識があれば個人でも最短で3ヶ月もあれば月間20万PVくらい集客できるメディアに育てる事が可能です。

また、メルマガ(ステップメール)に誘導して、そこからブログやHPなどのオウンドメディアに誘導し、アクセスを安定させてもアリですし、自社SNSを盛り上げたりして見込み客が何度も訪れるメディアを構築してもアリですね。

とにかくオウンドメディアそのものを強化する事。

が大事です。ちなみにオウンドメディア構築に関してはブログSEOカテゴリでステップバイステップで解説しているので見てもらえれば知識としては完璧だと思います。

オウンドメディアそのものを強化するのは最もベースとなり基本で、これができていないと後の2つの戦略も使いようがありませんので有益なコンテンツを発信する力を鍛えることは最低限必要だということは覚えておいてください。

 

2-2.アーンドメディアを連携させる

アーンドという言葉は、信用や評判を獲得するという意味なので、信用や評判を獲得するメディアで、そうやって考えるとブログも一種のアーンドメディアと言えばそうなりますが、、、自社でないものはオウンドメディアと定義しているので無料ブログはアーンドメディアですね。

このアーンドメディアや信用や評判を獲得するメディアです。

正にSNSですね。

・Facebookは、いいね!やシェア
・Twitterは、フォローやリツート
・Instagramの、いいね!やフォロー

などの数値は正に投稿した内容の評判や信用を獲得してるんですね。

SNSのいいところは、バズが起こるところです。

Twitterで吐かれた事が一気にリツイートされ拡散されたり、Facebookで投稿がシェアやいいねをされたりして、伝染病のように一気にいろんな人に短期間で口コミがおこるのです。

これを自分のメディアに集めるようにする。

すると何がおこるのかというと、アーンドメディアでバズをおこせば、その日のうちに一気に爆発的なアクセスを集めることができるんです。

つまり・・・2つ目の戦略は

この図のように、ある程度の信用と評価があるアーンドメディアを使ってオウンドメディアの信用と評価も同時に高める戦略です。

オウンドメディアそのものにいいね!やリツイートをされ評価や信用が増せば、グーグルのクローラーも巡回しやすくなりSEOの評価もあがりやすくなりますので、SEOを意識したコンテンツがアーンドメディアで評価や信用を獲得すれば検索上位になるのも早くすることができるのです。

ポイントは、

オウンドメディアを強化するためにアーンドメディアを活用する事です。

SNSそのもののを巨大メディアにしてもオウンドメディアを強化することには繋がらないので、いかにアーンドメディアのユーザーをオウンドメディアに集めるのか?オウンドメディアそのものがSEOを考えられて構築されているのか?がポイントです。

 

2-3.ペイトメディアで爆発させる

そして、最後のメディアが広告などを使うペイトメディアです。

広告は投資金額と費用対効果によっては、一気にアクセスを爆発的に集める効果があるのですが、大体の場合、広告費とLTV(ライフタイムバリュー)を考えた上でプラスになればその広告は成功になります。

広告費100万で総売上が50万。

ならばやる意味ないですよね。

しかし、オウンドメディア&アーンドメディアの仕組みがしっかりとできているのならば、例え赤字であったとしてもコンテンツ力さえあればバズを爆発的に起こす事ができるのです。

=目先の売り上げのための投資

ではなく、

=オウンドメディアを育てるための投資

になるわけです。

例えばFacebook広告やPPC広告で渾身の一撃の記事にアクセスを集めたとしましょう。すると、自ずとバズがおこりやすくなります。

そして、バズがおこればグーグルのクローラーが

「あれ、このウェブサイトSNSでシェアされてるぞ!」

となって、巡回し上位表示を促してくれるのです。

これまで、広告は成約やリスト登録を促さなければ広告を出しても無意味!と言っても過言ではなかったのですが、アーンドメディアによる信用や評価を高めることができるので、現在ではメディアをのものを強化するためにも広告は使えるのです。

 

・・・・いかがでしたか?

ようは、オウンドメディアに他のメディアを付加するのかが、オウンドメディア成功の秘訣です。別にこれはどれでもいいです。一見全部を活用したほうがいいように思いますが、オウンドメディアだけに集中しても十二分です。

全部を使えば、より早くオウンドメディアをより早く構築できる可能性がある。

という程度です。

そもそもオウンドメディアそのものが価値あるコンテンツを提供してなきゃ、他のメディアを活用しても無意味ですからね。

 

3.オウンドメディアを強化するように戦略を組み立てる

さて、ここまでオウンドメディアを構築するための戦略として、

・オウンドメディアそのものを育てる
・アーンドメディアでバズるようにする
・ペイトメディアで強引にアクセスを集める

この3つをし紹介してきましたが、あくまで目的がオウンドメディアを構築することであるのならば、全てをオウンドメディアを育てる方向に使うのがポイントです。

例えばですよ。

FaceBook広告でブログのページにアクセスを集めたとします。

そしたら思いの外、反応がよくてメルマガ登録がかなりとれたとしましょう。

これはすごいいい事ですよね。

しかし、SNSのボタンは全然クリックされなかったとします。

バズがおこっていない!状態です。

もし、そういう状態であるのならば、リスト登録ができて売り上げはあがる可能性はかなりあがりますが、オウンドメディアそのものが強化されているわけではない。

というのは覚えておいてください。

そこでどうするのか?はあなた次第です。

リスト登録してもらってから、他の記事をメルマガで紹介してバズがおこりやすい状態を作ったりするとか、シェアしてくれるとプレゼントをあげますよみたいな企画をするなど、考え方次第でオウンドメディアそのものを強化することはできますので・・・

他のメディアとは違ってオウンドメディアは、下手すれば一生涯の資産。

になりえるからこそ、長期的に考えてオウンドメディアに意識を向けてください。広告とかでちょっと売り上げがあがっちゃったりしちゃうと安心しちゃって手を抜いちゃいますから。

実際、僕自身もありますから。

なので、常に長期的な視点をもって「自分のメディアを育て続けるんだ!」という意識を常にもつようにしてください。

他のメディアだってそうです。

オウンドメディアを構築するために!どう使えばいいのかを考えれば、広告の成約が悪かったとしても凹まずに取り組むことができるはずです。オウンドメディアのいいところは自分次第でなんとでもなるところと、全てのデータを把握することができることです。

一度アクセスが集まれば、どれだけでもテストができるので是非取り組んでみてください。

 

さいごに

オウンドメディアは、正に一度構築してしまえば安定的な集客をしてくれるだけでなく、メディアそのものをどんどん拡大したり、よりコアな見込み客を集めることもできる最強のツールです。

僕はこれまでありとあらゆる集客方法を実践してきましたが、自社メディアを育てるのが最も難しくはあるものの圧倒的な魅力的だなと思っています。

そして、これからの時代

個人でも企業でも必ず必要になってくるものでもあると確信してます。

自分のメディアをもっていれば、限られたスペースではなく好きなだけ読み手にメッセージを届けることができるのです。

このすごさを是非体感してもらえれば嬉しいです。

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