「オンラインスクールやeラーニングの市場が伸びているのはわかった。でもどんなプラットフォームを使えばいいのか?」
について今日は、これまで自作で作ったり国内国外関わらず5個以上のプラットフォームを使ってきました。
この究極ガイドでは、信頼性と機能やマーケティングツールとしての拡張性や価格に基づいてオンラインプラットフォームを紹介していきます。
是非、参考にして導入してみてください。
オンラインスクールプラットフォームとは?

簡易的なオンラインスクールならば、WordPressにパスワードでしか閲覧できなくし、YouTubeの限定公開の動画をアップすれば構築することは確かに可能です。
しかし、これはオンラインスクールプラットフォームではありません。オンラインスクールプラットフォームとは、学習管理システム(LMS)で、画像・テキスト・オーディオ・PDF・メール(クイズやコメント)を通じて教育体験を提供するシステムです。
そして、更にベストなのは販売ページから決済システム・アフィリエイトシステム・フォローアップなどがついているものを選べば、オンラインスクールからミニコースの販売、そしてマーケティングまでを一括で行うことができます。
しかし、残念ながら日本にはここまで全て統合されている高機能なプラットフォームはありません。あったとしても、とてつもない投資が必要になる個人では手を出せないプラットフォームばかりです。
あえて言えば、
マーケットプレイス型|オンラインスクールプラットフォーム
Kindleのようなマーケットプレイス型ならばオンラインスクールのプラットフォームは存在します。オンラインコースの売上の一部を支払う事によってオンラインスクールをアップでき集客までをしてくれるプラットフォームを利用することができます。
アカウントを取得してコースを公開するのみでできるので便利です。
Udemy

Udemyは、2,400万人を超える学生、35,000のインストラクター、そして80,000以上のコースを備えた、最高のオンラインコースプラットフォームマーケットプレイスです。Udemyでコースを作成する最初のステップは、インストラクターになるためにサインアップするだけです。
アカウントが承認されたら、コースの作成を始めるのは簡単です。ビデオコンテンツを作成するときは、少なくとも30分の長さで、5つの講義が含まれている必要があることに注意してください。
出典:Udemy.com
Udemyにコースを追加するもう1つのメリットは、プラットフォーム内であなたの作ったコースをUdemy側が宣伝してくれる事です。
Udemyの集客力を利用して顧客獲得ができます。
時々Udemy側で割引セールなどをやりますが、その時にはかなりの数のコースが売れます。また、独自で割引チケットを配布したりマーケティングメールに入れたり、段階的な手数料率でアフィリエイトプログラムに参加したりできます。
Udemyの費用はいくらですか?
Udemyは無料で使用できます。彼らは、クーポンを介した販売に対して3%の収益分配、オーガニック検索(SEO)を介してコースを見つけた受講生の場合は50%、Udemy側から広告販売の際は75%を引かれるので大きな利益は目指せませんが顧客獲得単価はゼロ円にすることができます。
Udemyの利点
最大のメリットは、巨大なプラットフォームを利用することができるところです。Udemyの24,000人のユーザーはすべて、コースの料金を支払う潜在的な学生です。
しかし、あなたが彼らのプラットフォームを利用しているからといって、すぐに売り上げられるわけではありません。
しかし、ある程度ニーズのあるコースならば無料でコースを提供すれば見込み顧客のリストを手に入れられ、有料コースもキャンペーン時には何もしなくても売れていきます。
そして、ベネッセ&Udemyブランドからの評価が得られる。
これが何よりもの魅力と言えるでしょう。
Udemyのインストラクターは、コース料金を設定し、新規ユーザーの場合は授業料の100%、既存ユーザーの場合は50%で収益を受け取ります。これは、売上高に対する妥当な手数料であり、プラットフォームを使用することの大きなメリットです。
Udemyは信頼できる技術とサポートを持っています。Udemyは24時間年中無休の無料サポートを提供し、役立つ記事の膨大なライブラリも備えています。
Udemyの短所
最大のデメリットは、「制限」が存在する事です。
・Udemy内にライバルが多いジャンルが存在する
・まだまだ発展途上の為売れないジャンルも存在する
・最大24000円までのコースしか作れない
・割引キャンペーンはUdemyが決める為価値が瞬間的に低下する
・手数料を取られる
などなど、独自のプラットフォームでないためどうしても制限があるのですが無料でここまでのサービスをしてくれるのは非常にありがたいです。
現在、日本でオンラインスクールのプラットフォームを開放しているマーケットプレイスはUdemyが最も認知されていますのでUdemy一択です。
他にもSchooなどもありますが、法人向けの講師のためプロフェッショナルしか登録できないようです。そのため、マーケットプレイスならばUdemyを使いましょう。
個人・自社運営可能|オンラインスクールプラットフォーム4選
Udemyのようなマーケットプレイスを利用していると制限が多すぎる為ミニコースを提供するために使うことをオススメします。
近々サブスクモデルの実装もできるようですが、それでも手数料がかかりますし高額のコースの販売ができないため、できるならば独自でオンラインスクールを運営するプラットフォームを使うべきです。
しかし、日本では安価で使えそうなものは1つしかありませんでした。
日本ではLMSはランニングも初期投資も高額になってます。
それも個人的にはLMSではない為オススメできるわけではないので最後に軽く紹介するだけにとどめておきます。
それでは一緒に見ていきましょう。
1.Teachable(ティーチャブル)

Teachableは、最もシンプルかつ初心者に適したLMSでオンラインスクールを構築するのに適したシステムです。
オンラインスクールのプラットフォームを無料から作ることもできます。$29でPaypal決済が使え$79を支払えばStripe決済も使えるクラウド型で運用できるオンラインスクールシステムです。
取引手数料ゼロの月額$ 79で最も人気のあるプロフェッショナルプランをお勧めします。
また、採点されたクイズ、カスタム修了証明書、高度なWebサイトテーマのカスタマイズ、最大5人の管理者ユーザーのサポートも備えています。
コンテンツをアップロードし、オンラインスクールの外観を編集し、生徒と交流するのは簡単です。決済も即座に作れてアフィリエイト・クーポンも発行が可能の非常に優れたシステムです。
管理者は英語ですがユーザー側は日本語化ができるので、シンプルなシステムのため慣れてしまえば初心者でもオンラインスクールの運営を開始することができるでしょう。
2.Thinkific(シンクフィック)

最高の総合オンラインコースプラットフォーム(無料または月額49ドル)
Thinkificはユーザーフレンドリーな機能、メールマーケティングツール、レッスン用のメンバーシップサイトの統合が可能です。
Techableよりもオンラインコースを作成して販売する高度な機能が備わったプラットフォームであるため海外では最も人気のLMSです。
また、Techableと同様にメンバーシップとバンドル、高度な価格オプション、ランディングページ、証明書、マーケティングツールも備えているのですが・・Techableとの最大の違いはドラッグアンドドロップエディターでコースを作成してカスタマイズすることができるところです。
かなりハイクオリティーなデザインのオンラインスクールを構築することができます。
もちろん販売ページも作ることができます。
Zapierを使用することで、Thinkificを1,500以上のアプリと簡単に統合できます。メールプロバイダーと接続することで、ターゲットを絞ったキャンペーンを適切なタイミングで適切なユーザーに送信も可能です。
オンラインコースの作成、マーケティング、販売に真剣に取り組んでいるコース作成者や起業家にとって、このThinkfic1つで全てが完了するのですが英語になれるのと高度な機能に慣れるのを両方満たさないといけないのが弱点です。
3.Kajabi(カジャビ)

プロフェッショナル向けの最高のハイエンドオンラインコースプラットフォーム($ 119 /月)
Kajabiは、詳細なコースを制作することができるThinkific級の強力なコースビルダーがついています。
テーマ、強力なメールマーケティングの自動化、アップセルとデジタル製品、カスタマイズ可能なチェックアウト、ブログ機能まで備えています。
Kajabiの価格は少し高価で、20%の年間割引を含め、月額119ドルからです。
119ドルの基本プランでは、1つのWebサイト、3つの製品、3つのパイプライン、無制限のランディングページ、無制限のマーケティングメール、および最大1,000のメンバーと10,000のリスト登録が可能です。
これはTechableやThinkificも同様ですが、それでも人気なのはページビルダーの使いやすさとハイレベルな機能にあります。
カジャビが本当に優れているのは、マーケティング自動化ツールです。リスト内のユーザーをセグメント化し、高度なトリガーに基づいて特定の時間にメールを送信し、専門的なブランドのメッセージを送信できます。
確立されたビジネスで、市場でより高度なプラットフォームの1つを試してみたい場合は、Kajabiが最適です。
4.Cyfonse(サイフォンス)

そして最後が、日本のツールであるCyfonseです。これはサーバーインストール型のシステムですがコンテンツビジネスをしている起業家達に愛されているツールです。
動画はYouTubeなどにアップロードすればオンラインスクール化が可能ですが使える決済連結がpaypalしかないため外部決済を使わないといけません。
3日後には3日後にしかぺージを見れなくするなど、ステップアップでメールとサイトが連動するところは魅力的ですが、それは他のLMSでは当たり前についている機能であり使いやすいわけでもありません。
唯一魅力なのが価格で一括支払い30000円です。
しかし、エックスサーバーなどのレンタルサーバーだと1000人以上にメールを送信することはできないのでご注意ください。
最後に
さて、いかがですか?オンラインスクールを自分で運営をしたいと思っているのならばプラットフォームである「LMS」を活用すべきです。
あるかどうかでハッキリ言って運営スタイル、運営の自動化が可能になります。だからこそ是非検討をしてくださいませ。