「オンラインスクールの魅力と可能性はわかった・・しかし、どうやってオンラインスクールを構築すればいいのか?」
とどうすればいいのかわからない状態ではないですか?
オンラインスクールは海外でも2025年までには$3058億市場になると言われており日本でも年間140%ずつ伸びている巨大な市場になりえる可能性があるビジネスです。
そんなオンラインスクール市場に飛び込みたい!チャレンジをしたいと思っているけど、どうやってオンラインスクールを構築をすればいいのか途方に暮れていませんか?
未だにWEB上ではオンラインスクールの情報はそれほどありません。
そこで、実際にオンラインスクールを自らも構築し、5社の企業のオンラインスクールの構築を手伝った僕がオンラインスクールの構築方法についてシンプルにわかりやすく解説をしていきます。
STEP1.オンラインスクールのジャンルを決める

まず、最初に「どんなコンセプトのオンラインスクールを作るのか?」を決めていきます。どういった人に向けてどんなコースを作っていけばいいのかを決めるのがはじめの一歩です。
オンラインスクールは自分の「得意・経験」を価値として発信をするものなので自分の特技や経験をアウトプットしてどんなジャンル・コンセプトのオンラインスクールを作っていくのか?を決めていきます。
が、いきなりすべてのコースを作る必要はありません。
以下のステップで行っていきましょう。
STEP1:ジャンル・コンセプトを決める
漠然としたものでいいので、こういったジャンル・コンセプトのスクールを運営するというのを決めていきます。
STEP2:発信できるミニコースを洗い出す
ミニコースというのは、例えば心理学スクールを作るのならば「不安を解消する心理学」というような特定の悩みや、ホームページの作成ならば「WordPressの構築」というような特定のスキルに特化したコースのこと。
STEP3:ニーズがあるのか調査する。
洗い出したミニコースの中で最もニーズのあるものを選定していきます。GoogleのキーワードプランナーやUdemyの検索を使ってニーズがあるか調査をしていきます。
ミニコースの集合体がコンセプトやジャンルのスクールになるので、まずは1つコースを作るところからはじめていってもらいますが、その前にどんなコースが作れるのかを洗い出ししましょう。
STEP2.価格設定をする

どういったモデルのオンラインスクールを作るのか?は決済方法と価格によって決めると早いです。オンラインスクールはLMSで運営をすると即座にあらゆる決済方法を作ることができるので以下の4つの価格設定を作ってモデルを決めておきましょう。
・無料コース
・一括決済
・分割決済
・サブスクリプションモデル(週額・月額・年額)
Aというコースは単品で販売をし、ABCというコースをセットで販売もするという事が可能なのでコースの配置の仕方だけで戦略を練ることができます。
販売価格を細かく決めなくてもいいですが、ざっくりでいいので作る予定のミニコースを使って価格設定を行っていきましょう。
STEP3.Udemyでミニコースを公開する

そしたら、洗い出しミニコースを1つ作ってUdemyで公開をしていってください。まずはとにかくコースを作って公開する一連の流れを実行することが大事です。
Udemyでは1時間半までならば無料コースで公開することができますから無料でもオッケーです。
コースの作り方は主に2種類あります。
- スクリーンキャスト形式:顔を出さずにプレゼンテーション画面を録画する形式です。図やイラストを挿入できるのでわかりやすいコースを作ることができます。
- 授業形式:顔を出しカメラに向かって話しホワイトボードなどを使って授業を行うような形式、受講生には安心感を与えられ準備もそれほど必要がありません。
この2つの授業形式のどちらか、または両方を活用して2時間程度のミニコースを作って公開していきましょう。
Udemyは音質には非常に厳しくホワイトノイズがあると審査落ちしてしまうので機材はしっかりそろえてコースを作っていきましょう。
※オンラインスクールを構築するためのオススメの機材は、オンラインスクールサイトを安価で立ち上げる為の必須ツール17選の記事で紹介しているのでコチラをご覧になってください。
STEP4.LMSでオンラインスクールを構築する

Udemyでミニコースをいくつか作ったら、ある程度の数が売れてレビューをもらえると思います。慣れてきたらLMS(ラーニングマネジメントシステム)を活用してオンラインスクールを構築していきましょう。
自作で作る方法についても先ほどの記事では紹介していますが、金額的にも時間的にもLMSを活用したほうが費用対効果が高いです。
5個の最高のオンラインスクールプラットフォーム(2020年の究極ガイド)の記事で紹介している、LMSのTechableやThinkificなどを活用してオンラインスクールを構築していきましょう。
英語ですが慣れてしまえば非常に簡単にオンラインスクールを構築し管理・運用をすることができるようになります。
無料で試すことも可能です。このLMSのシステムを使って
・販売ページ
・決済ページ
・オンラインコースページ
を作ってオンラインスクールの販売から納品の流れを作りましょう。そして、更にLMSで無料コースを作ることによって
・見込み顧客獲得のページ
・教育のメール
を作ることができDRMも導入が可能です。
更に、オンラインスクールを構築できるLMSを活用すれば、Zoomと統合ができるのでグループコンサルティングも導入できるので、アップセルやバックエンドにより収益化の仕組みを簡単に導入できます。
STEP5.マルチユースを集客をする

ここまでの流れができれば、販売→決済→納品の流れができているので、後は無料のコースに人を集めるだけです。
Udemyにはボーナスレクチャーであなたのウェブサイトにアクセスを流すことができるようになるので集客から販売までの流れを作れますのである程度のアクセスは期待できます。
しかし、それだけでは足りないので・・・
- SNS:FacebookやTwitterやInstagram。特にFacebookは学習意欲の高い人が多い。
- ブログ:オウンドメディアを構築し検索からアクセスを集める
- Youtube:その他動画サービスでもいい。
- 広告:Facebook広告やPPC広告(検索連動型)
を活用してミニコースを自ら販売していきます。
そこで大事な考え方が1ソースマルチユースの考え方です。ミニコースで出した内容(1ソース)の一部を切り取って情報発信をすることによって脳内負荷を軽減し情報発信ができます。
・SNSは要点やイメージ画像
・ブログは文章に変える
・YouTubeは一部を公開
・広告で無料コースに誘導
することによって集客が可能です。集客をしながら新たなミニコースを作ってスクールを完成させていきましょう。
最後に・・・
オンラインスクールはイキナリ一気に構築するよりも、まずは1つのミニコースから作っていきましょう。そしてミニコースを沢山あつめていって最終的に1つのオンラインスクールを構築していくのが一番確実です。
全てを完成させてからスタートしようとする完璧主義のオンラインスクール講師はほぼ続きませんが1つずつクリアしていく完了主義のオンラインスクール講師は最初はうまくいかなくても後に大きな成果を得る傾向がります。
1つずつ1歩ずつ歩んでオンラインスクールを完成させてください。