「オンライン講座ってどうやって作ればいいの?何が必要なの?何からはじめたらいいのか?」
自粛規制などでリアルで誰かに教えることができない中、オンライン講座を作りたいという方が増えています。
確かにオンラインで講座ができれば自宅にいながら教えることができるし、うまく仕組み化をすればカリキュラム通りに主体的に学習してもらえ、旅行にいっている中・大切な友人とあなたが遊んでいる中でも学べる環境を作ることができます。
受講生は自分のタイミングで学ぶことができる。
オンライン講座がもたらすもの。
それは互いの自由です。
そんなメリットの多いオンライン講座ですがどのように作ればいいのか?何から初めていけばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで
・オンライン講座に3000名以上集め月7桁の自動化
・毎日のように変化の声・感謝の声が3通は届いている
・セミナー開催時には100人が1日でうまる
という経歴と実績がある僕が最も典型的かつ簡単なオンライン講座の作り方について解説をしていこうと思います。
STEP1.まず決める事
まずあなたが決めるべきなのは、どのようなスタイルのオンライン講座を作るのか?ということです。
・ストリーミング配信型
・リアルタイム配信型
・コミュニティーは用意するのか?
このどれをやってどれをやらないのかをまずは決めていきましょう。
ストリーミング配信は、撮影したものを録画して配信するスタイルでオンライン講座を何もしなくても受講できるようにするためには必要です。
リアルタイム配信型は、講座参加者に直接オンライン上で授業をするスタイルで受講生との距離感を近づける効果があります。
コミュニティーは目的にもよりますが、横のつながりをもつことによって受講生同士のモチベーションを維持し学習速度を早くする効果が期待できるのでそれぞれ必要なものをいれていきましょう。
STEP2.オンライン講座制作に必要なツール
何をやって何をやらないのかが決まると何が必要になるのか?何が不必要なのか?がわかりますので、それぞれ必要なものを導入していきましょう。
・サーバー&ドメイン
・WordPressサイト
・メールマガジンシステム
・YouTubeアカウント
・撮影機材
・編集ソフト
・WEBカメラ
・Zoom
・コミュニティー
・Facebookページ
あと、販売・決済と納品ができるシステムやページが必要ですがBACEやPaypalなどを活用してください。それ以外は上記のそれぞれ必要なものは用意しておいてください。
ストリーミング配信に関しては、オンラインスクールのシステムであるTeachableを活用してもらえば全て一括で可能です。(最後に紹介します。)
STEP3.カリキュラムを作り撮影・編集をする
システムが完成したら早速講座のコンテンツを作成していきましょう。
やること自体はシンプルです。
・シナリオを作る
・撮影をする
・編集をする
最初は慣れないかもしれませんが、慣れればスムーズに講座を作ることができるはずです。それぞれ詳しく解説していきましょう。
・カリキュラムを作成する
カリキュラムは講座が顧客のゴール(スキル・知識・結果)を達成するためにどのようなスケジュールで何をどの順番で学んで実行をすればいいのか?というカリキュラムです。
最もシンプルに作るのならば・・
まず最初に〇〇(目的)のために〇〇(知識・スキル・結果)
例:まず最初に何が必要かを知るために必要機材を紹介する。
というように目的と教える内容・結果を箇条書きで書いていきましょう。
オンライン講座は大体カリキュラム通りに進めていくのでこのカリキュラムを作っておけば迷わずコンテンツを制作できるようになるはずです。
・シナリオを作る
シナリオは、カリキュラムで決めた教える内容で何をどの順番で伝えるのか?どう伝えるのか?のシナリオです。
オンライン講座の場合、動画だけでなく音声やテキストメールでも教育が可能なのでどこまでシナリオを作るのかはあなた次第です。
しかし、動画の講座の場合は
・スクリーンキャスト:デスクトップ画面を録画
・撮影:ホワイトボードや顔出しで録画
という2つの方法があります。スクリーンキャスト形式の場合はパワーポイントやkeynoteでプレゼン資料を作ったり、実際にパソコンで操作をしているところを見せたりするのですが、プレゼン資料が必要ならば用意しておきましょう。
(Canvaならばオフィスソフトなしでも簡単にオシャレな資料を作ることができます。)
撮影をするのならば、ホワイトボードに何を書くのかを決めておいたり大体のシナリオくらいは作っておいた方がいいです。
・撮影をする
ここまでできたら早速撮影をしていきましょう。と言っても肩ひじ張らなくてもいいです・・最初は誰だって初心者です。
僕自身も話すのは未だに苦手意識がありましたが、それでも撮影をしていくことによって少しずつ上達をするものです。
安心してください・・シナリオがあるのならリラックスして素のあなたで話せば自然と入ってくる話し方ができるはずですから・・ちなみにスクリーンキャスト形式の収録をするのならば音質には注意を払ってください。
スクリーンキャスト形式の録画はMicrosoftのPCを活用しているのならばカムタジアを活用してもらえばオッケーです。
・編集をする
撮影をしたら続いて編集をしていきましょう。編集点を意識して撮影をしているのならば編集はそれほど手間はかかりません。
カットをするだけで終わります。
※編集点は僕の場合は手を叩いて音の波形で簡単に編集ができるようにしています。
オープニングはCanvaで簡単に制作できます。
もし、しっかりと編集したいのならばAdobeのPremiaProを使って編集をしていきましょう。
STEP4.WordPressサイトにプラグインを挿入する
撮影をして講座コンテンツが完成したら続いて、講座を配布するサイトを作っていきましょう。
サーバー・ドメイン・WordPressがあればサイトは完成させることができます。もし、WordPressの導入の仕方がわからないのであるのならば無料のオンラインコースがありますのでそちらをご覧になってください。
WordPressでサイトを制作したら、講座に申し込んだ方しか閲覧できないようにするためにパスワードをいれないと見れないようにしましょう。
プラグインを導入して設定をすれば簡単にできます。
下記のどちらかを利用してください。
A very simple way to quickly password protect your WordPress site with a single password.[…]
Simple membership プラグインは、会員メンバーシップ機能をサイトに追加します。コンテンツ保護を使用してメンバーだけを簡単に保護します。[…]
これによってパスワードを入力しないと講座のコンテンツが見れないようにすることができます。講座の参加者に決済完了後にパスワードとURLを知らせれば受講生はいつでも閲覧することができるようになるでしょう。
STEP5.動画をアップロードし固定ページ・投稿に設置する
サイトが完成したら、続いて動画配信サイトであるYouTubeやVimeoなどに撮影し編集した動画をアップロードしていきましょう。
YouTubeに公開する場合は【限定公開】にしていきましょう。
アップロードしたらWordPressの投稿や固定ページに貼り付ければ動画の閲覧が可能になります。
投稿と固定ページのどちらに表示させればいいのか?
という疑問があるかもしれませんが、システム的に
・順番に見せたいレクチャー・・・固定ページ
・一気に見せたいレクチャー・・・投稿ページ
にしておくといいでしょう。投稿ページだとトップページやサイドバーに表示をされてしまいますが、固定ページだと設定をしないとURLを渡さない限り閲覧できないので目的に合わせて選んでください。
固定ページに投稿したレクチャーはURLとタイトルをメモしておくと次が楽になります。
STEP6.ステップメールでカリキュラム通りに配信設定する
これでオンライン講座のコンテンツが全てWEB上にアップロードされました。しかし、講座形式でステップバイステップで講座コンテンツをお届けする形ならば受講生は届きません。
そこでここからはステップメールを設定・設置をしていきます。
カリキュラムのスケジュールに合わせてステップメールで
登録直後にパスワードとURL発行
1日目は心構え
2日目は基本的な知識
5日目は実践ワーク1
というように設定をしてWordPressの固定ページで作った動画視聴ページに誘導しましょう。
最初は長々と文章を書かなくてもいいので、
・挨拶
・何を学ぶのか?
・なぜ学ぶのか?
・やるべきこと
これらを含んだ短い文章を設定して受講したら自動的に学べるようにしていきましょう。
また、コミュニティーを運営しているのならばメール内でコミュニティーに誘導するようにしてもいいです。
ステップメールが完成したらフォームを講座のWordPressサイトに貼り付けるか?フォームのURLを決済後のメールで渡すか?どちらでも結構なのでフォームから登録できる状態にしておきましょう。
これで、あなたは何もしなくても自動で講座が開始され受講生はスムーズに講座を受講できる形が出来上がります。
STEP7.決済を導入し販売し解析をする
さてここまできたら後は講座に参加をしてもらうだけです。決済を導入して販売をしていきましょう。
ご自身で販売ページを作る場合はStripeやPaypalやBACE。
とりあえず販売をするのならばNote。
でもいいです。
しかし、ここであなたがやるべきことは実はまだあります。それは、講座を受講生がしっかりと進められているのか?のデータをとることです。
これができていないと講座の改善はできません。
オンライン講座は参加者が増えてきてからが本当のスタートで受講生の動きを把握していきましょう。
そのために・・Google Anariticsは必ず導入しておいてください。(アナリティクスの設置は先ほど紹介した無料のWordPress構築コースで解説しています。)
全てを1つで設置可能なTeachable
さて、以上でオンライン講座をゼロからステップバイステップで制作することができるはずです。
この順番で実行すればとりあえずオンライン講座をオープンするくらいはできるようになるはずです。細かいデザインやサイトの設計などはまずは無視してとにかく完成させることをオススメします。
と、ここまでオンライン講座の作り方を解説をしてきましたが・・・昔は僕もこのように講座を作ってきました。
しかし今はもうやりたくありません。
なぜなら、あらゆるシステムをバラバラに使っているので管理が思いのほか面倒で新しい講座を簡単に作れないからです。
そのため、今現在。
僕は海外のオンラインスクール構築システムであるTeachableを活用しています。
これを使えば、WordPressサイトもドメインもサーバーもメルマガ配信システムがなくてもオンライン講座を開始することができます。
更に、販売ページも決済も全てこれ1つでオッケー。
海外ツールなので英語ですが、英語なんて全然意味がわからない僕でも慣れれば使えるようになるので最初は大変でもいくつも講座を作りたいと思っているのならばTeachableのほうが圧倒的にオススメです。
もちろん初めてのオンライン講座なのであえてWordPressで作るのもいいでしょう。
しかし、Teachableのほうを今の僕は圧倒的に推奨します。
もし、あなたがただオンライン講座を作るだけではなく、もっと多くの人に広めたいし販売したい・・・そして、オートメーションマーケティングを使って教育の自動化を完全におこないたいのであるのならばTeachableを一度見てみてください。
下記のリンクからTeachableとは何か?を学ぶことができます。