メルマガは上手に活用をすれば、他の媒体よりも圧倒的に成約をとれて圧倒的なブランドを構築するのに非常に有効なマーケティングツールです。
書き方次第では圧倒的な利益を生み出してくれます。
しかし、当然いくらメルマガが圧倒的に成約や反応を得られるツールだったとしても内容がスッカスカならば当然反応は得られません。
自分では
「すげーいい文章書けた!」
「これで売れるぞ!」
と思ってても実際の反応はほとんどなし。
みたいなことになりかねません。
どれだけ高反応なツールのメルマガだったとしても書き方次第で大きな差になるのです。
そこでここでは高反応を得られるメルマガの書き方の7つのコツを紹介していきたいと思います。
目次
1. 誰をどこに連れていくのか?を提示する
確かにメルマガはブログやSNSなどと比べて1対多に向けて発信をするわけではなく、1対1の場をに近いため他の媒体に比べて圧倒的な反応率・成約率を見込める非常にすぐれたマーケティングツールです。
純粋に商品やサービスを売る。
という目的で使えば購買に導くことも普通にできます。
もちろん、ダイエットの方法でメルマガ登録を誘導したのにも関わらず、肌が若返るメールを配信し化粧品を販売すれば反応率はどうしても下がってしまいますけどね。
だから一体誰に?このメルマガを送るのか?
は非常に重要です。
より読者のニーズを深くついたメルマガを書く事ができればそれだけ反応率や購入率はあげることができるはずです。
ただ、ここで大事なのは「何を売るのか?」を中心に考えると大体の場合メルマガも長続きしません。例えば、ダイエットに関係するメルマガをいつまでも続けて、いたとして「この商品を使えば痩せる!」「この方法なら痩せる!」なんていつまでもいい続けても・・
・痩せた人は必要性がなくなり
・痩せなかった人は痩せられないとなる。
わけですから他のメルマガや商品に浮気をしたりつぎのニーズがうまれてしまって、結果的にLTV(ライフタイムバリュー)が下がって顧客と長期的な関係を構築できにくくなってしまいます。
だからといって他のニーズに応えるためにメルマガの主題を変えるとそれはそれで読者がいなくなる可能性もあがってしまいます。
そこで、考えてほしいのが
「どこに向かうのか?」
「どこに連れて行くか?」
「どこに一緒に向かうのか?」
です。
例えば、「もっと美を楽しめるように!綺麗になるために辛いとか苦しいとかではなく綺麗になるその過程を楽しんでほしい!」というように一体どこに向かっていこうとしているのかを提示をするのです。
これを提示をし共感が得られるようにするのです。
これがあるのかないのかによって、
「美を楽しむために・・ダイエットをする。」
「美を楽しむためにシワを減らす」
というように、ただ痩せるとかシワを減らすのではなくなんらかの目的のために提示したい世界に向かうために仲間を集めるというスタンスでメルマガを運営することによってありとあらゆる商品やサービスを継続的に販売しブランドを確立することができるのです。
「何のために運営をしているのか?」
ここの目的を明確に決めているメルマガは長期的な読者と関係を構築しやすい傾向があるのでしっかりと作っておきましょう。これがあるかないかによって長期的な読者との関係を構築できるのあが決まりますし反応率も劇的に変わります。
2. 登録後に強烈なブランド化
メルマガはいかにファンになってもらうのか?発行側をブランド化は非常にポイントになってくるのですが、最も簡単に確実にファンになってもらうためには、「第一印象」とも言えるべき最初の1通目です。
ここでいかにインパクトや感動などを与えられるのか?
は非常に大事です。
メルマガ登録をする際、ブログなどですでに情報発信をしファンを作ってない限りは、読み手はそれほど大きなを期待をもってメルマガを読むわけはありません。
逆に期待値が高すぎると内容が期待に沿わないと解除に向かい。
期待値を全く高めずに登録されにくくなってしまいます。
このバランスを調整することでも登録後にブランド化をすることはできますが、やはり一番ベストなのは手間はかかるかもしれませんが登録直後に強烈なインパクトを与えるのは最もベターです。
ただ、これは戦略によって変わってきます。
・読者登録をしてからも期待値を高続けめ購買に誘導する。
・読者登録から少しずつ期待値を高めるメール講座にする。
などいろいろやろうと思えばできますが、メルマガだけけでステップメールを全く使わないと、最初のブランド化は難しいので最初に出来る限り印象を残すといいです。
鉄板がプレゼントですね。
無料アプリやPDFレポートや診断など。
簡単にメールアドレスを登録できてすぐに手に入れられるものを選ぶのがポイントです。数百円程度の有料の何かを提供した上でメルマガにもっていくと購読率などは格段に上がる傾向ガル傾向がありますが登録率は当然低下しますが、とにかく登録後に何らかの好印象を残すことは基本だということは覚えておいてください。
3.たった一人にひとつのテーマ
よく、メルマガというといかに読者に感謝をされるのか?注目されるのか?売るのか?を考えすぎてしまって全員に嫌われないようにして好かれようとするメールを送りがちです。
確かに!メルマガ読者の数だけ色んな人がいます。
同じ悩みでもテーマをもっていても僕らは人それぞれ違います。
そんな多種多様の人をファンにしようとすると、ついつい全員に満足してもらえるようなメールを送りがちですが基本的には、この意識をもってやるとメルマガの反応は極端に下がります。
全員に嫌われないようにすると全員に好かれなくなる。
という不思議な現象がおこるのです。
といっても別になんら不思議な現象でもなく、これはただ読者を気にしすぎて自分の本当の主張ができにくくなり、更に全員にメッセージを送るので深いところをついたメールが書きにくくなってしまうのです。
だから、できる限り1人にメールを送るようにメールを書くのがポイントです。
「恋人に手紙を送るかのように・・」
とよくコピーライターの人達はいいますが似たようなものですね。
あともう一つ。
1通のメールにひとつのメッセージを届けることを意識しましょう。
あれやこれやとテーマで扱うのはいいですが、伝えるメッセージはたった1つに絞るようにしてください。
どれだけ学びになることやいい事メールを書いたとしても、結局人の頭の中に残るのは3つ程度です。
しかも、あなたが伝えたい事ではないことが残ります。
あなたが伝えたいことがあれやこれやあっても絶対に伝わりません。
だからこそ、あなたが伝えたいことは1つに絞り何かをやってほしいのならばやって欲しいことを1つにを絞るっていきましょう!ただ、当然ですが「買ってください!」という発信側のためのメッセージではなくユーザーにとってのメッセージ出る必要がありますけどね。
4.読みたくなる件名を挿入する
メルマガ登録後に継続的に効果を表すには、読むか読まないかの前に“メルマガを開くか開かないか?”です。
そもそも開かれなければ読まれることはありませんよね。
では、何によって開くか開かないか?
それは言うまでもなく、受信メールボックスを見ればわかるように“送信者名と件名”です。
送信者名に関しては、登録当初は名前を覚えられていないはずなので覚えられていないので件名でいかに惹きつけるのかを考えたほうがいいです。
開かずにはいられなくなる件名を作る。
と言われていますがまさにこれですね。
よくメルマガで稼ぐ方法を教えている人達は、「スパムメールから学べ!」みたいな事を言っていますが、確かにスパムメールは参考にはなりますよね。
例えば。
【要確認】決済が確認できません。
というように、ネットで何かを購入したことがある方が「あれ?何か決済できなかった?」と思わて開かせるスパムメールの件名とかをパクって
【要確認】チャージ金の振込先を教えてください。
というようにするとかですね。
確かに、こういったスパムメールはメールを開かせることだけを考えた場合は参考にはなります。
しかし、こういった参考の仕方はあまりオススメしません。
あくまで大事なのは、「ユーザーのニーズを理解した上で使うこと」です。
つまり、「なぜ、この件名を開くのか?」を理解することであって、それがわかれば自分のユーザーにとってはどういった件名ならば開きやすいのかがわかってくるようになるはずです。
もちろん!件名と内容に乖離がないのは最低条件だというのはお忘れなく。
5.自分(自社)の価値観を伝える事
メルマガは商品やサービスを売るためのものでもありますが、その前によく言われているのがあなたや自社のファンになってもらうことが先というのもあります。
まずはブランディングをする事でそこから商品を売る。
というのはよくいわれている事ですが、まずは自分(自社)を信頼してもらわないといけないのは確かですよね。
「こいつまだ信用してない・・」「この人怪しい・・」
って人とは二人で密室で何時間も一緒にいる事さえ嫌なように。
だから、まずは信頼してもらうのが先ですが、そのためにできることは結構あります。
先ほどのプレゼントとかもそうですよね。
他にも、
・メルマガの冒頭に動画やテキストで理念を語る
・また、ストーリー形式のプロフィールを用意する
・双方向のメルマガにする(メッセージをもらう)
などなどもあります。
そして、できるならばメール1通1通に自分(自社)が重要視している価値観をいれるようにしたほうがいいです。
例えば、「私は人の可能性を信じる!」という価値観を持っているのならばそれをありと手を変え品を変えて伝えるようにしてください。
「私はこれを大事にしているんだ!」と訴えかけるのです。
これがあるメルマガは強い共感を得られる傾向が高く信頼されやすいですし、この価値観が「どこに連れて行くのか?」の目的と文章でつなぐことができれば更に威力は増します。
ただ・・この価値観は自分自身に嘘をついたものではあってはいけません。
必ずバレてしまいますから・・・
「僕はお金を稼ぐためにメルマガをやっている!」
のならばそう主張したほうが好反応になります。
「あなたのために!あなたの成功のために!」
「業界を変えるため!」
とか思ってもないのに価値観に従う気もないのに綺麗事をいうくらいならば言わないようがマシです。
いいですか?
これはお忘れなく、自分が大事にしている価値観を洗い出してみてください。この洗い出しができているだけでこれまでよりも圧倒的に反応率の高いメルマガをかくことができるようになるはずです。
6.PASONAの法則を活用しよう。
もし、あなたがメルマガでアフィリエイトや自社商品を販売するつもりならば、最初は下手なテクニックを学ぶよりも小手先だけのテクニックを使うよりも、法則に従った構成でメールを送ったほうがいいです。
どういった文章を書けばいいのか?日本語が上手いか下手か?
よりも
大事なのが何をどの順番で伝えて行くのか?
というように文章力よりも構成のほうが圧倒的に大事なのです。
そのために使える法則というのは結構あるのですが、その数ある法則の中でもPASONAの法則は最も有名なので、まずはPASONAの法則をマスターしましょう。
この法則はよく商品やサービスを売るために使われていますが、使い方次第ではブランディングや教育にもつかうことができる非常に優れた法則です。
あと他にも
・AIDMAの法則
・QESTフォーミュラ
などもありますが、PASONAの法則は最も典型的に使いやすい法則なのでまずはこの法則を使うところからスタートしてくださいませ。
PASONAの法則というのは・・
P:Problem(問題を提起する)
A:Agitation(問題を炙り出し、あおりたてる)
S:Solution(解決策の提示と証拠)
N:Narrow down(限定、緊急、絞込み)
A:Action(行動)
この流れに沿ってコンテンツを書いて行くことで売れるセールスレターが書けると言われた、日本トップクラスのマーケッターである神田昌典氏が紹介したのがスタートの法則です。
現在では新PASONAというのも公開されています。どちらの法則に関しても新旧PASONAの法則を活用し”売らずに売れちゃう”を実現する6ステップの記事で詳しく解説しているのでご覧になってください。
7.追伸は非常に重要
先ほど、1通のメールで覚えているのは3つ程度だということを解説しましたが、覚えてもらうためには1つのメッセージに絞るというのもありますが忘れないように工夫をすることも大事です。
だからこそ、
ありとあらゆる内容を1つの結論(メッセージ)に導くようにする。
ということが重要になってくるのですが、もっと簡単で効果的なのが追伸を利用するというものです。
メルマガの件名は意外と読まれているのですが、読まれるからこそ追伸はありとあらゆる使い方をすることができます。
代表的な使い方としては
・メルマガの内容を補佐する
・売り込みの際に期間限定や問い合わせ先を教える
・前回のメルマガの返信を掲載する
・Q&Aをいれる
・メルマガの内容の要点をまとめる
・名言集を作ってみる
・SNSやブログなどに誘導する
・バックナンバーに誘導する
・次回のメルマガの予告をする
・メッセージの送り先を記載する
などなど、使いようによってはいくらでも使うことができるのですが、基本的にはメルマガの内容の中で重要箇所・忘れて欲しくないことを追伸を活用して伝えるのがベターです。
とは言っても毎回同じ追伸を挿入するのは飽きられるのでやめましょう。
いれるものがないのならば入れなくていいです。
上の項目で追伸に挿入できそうなものがあるのならば、定期的に有効活用してください。
早速1つでも取り入れてみよう。
メルマガは、他の媒体よりも読者に伝えたい情報を伝えたいだけ伝えることができる最も反応率が高いツールですが、ただ単にブログなどと同じように使うともったいないです。
ブログなどのSEOを考慮にいれてコンテンツを作らなきゃいけない部分がありますがメルマガはもっと自由です。
だからこそ、ありとあらゆる使い方ができるのでまずはこれらの項目を1つでもいいから実践してください。
なんらかの変化はあるはずです。
いくつか組み合わせれば成約率2倍も不可能ではありません。
ただ、価値観に関してはメッセージ性そのものが大きくかわる可能性があるので瞬間的に売上が下がるかもしれませんから注意をしてくださいね。