マズローの五段階欲求の階層ピラミッドと効果的な使用方法

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ビジネスの現場でも人間関係でも恋愛でも、

相手の欲求を理解する事で相手がどうすれば動くのか?
相手を導くためにはいかようにすればいいのか?

を考える事は非常に重要です。

そこで、相手を知るツールとして一般的に認知されていて   簡易的に理解できるマズローの欲求五段階節ですが    ただ、このマズローの欲求五段階を知っても実際に使い方を    知らなきゃ意味がない。

ということで、僕が恋愛、ビジネス、人間関係など   あらゆる面でいかにしてこのマズローの欲求五段階節を    捉えていけばいいのか?そしてそれを踏まえたうえで    いかに使いこなせばいいのか?

を解説していこうかなと思います。

 

マズローの欲求五段階節とは?

 

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マズローの欲求五段階節は、上の図のような5段階のピラミッドを使って    人間の欲求が満たされる順番を表しています。

低階層の欲求を満たすことでより高次の欲求を欲するという仕組みです。

これを使うと、こちらがして欲しい行為をしてもらうための       動機付けの仕方がわかったり、何かを売る時に欲しくて        欲しくて仕方なくさせることも不可能じゃないと言われています。

例えば、あなたが女性に対して「ご飯を食べに行こう」と   誘おうとした時を例にこの五段階欲求を刺激するとすると・・・

 

第一階層の生理的欲求・・・
生きていくための基本的・本能的な欲求(動物的本能)

は、生に対する危機感を感じている状態です。
わかりやすく言えば「砂漠で喉がカラカラ」な状態で    生きるか死ぬかを分かつ状態です。

ミネラルウォーターは100円くらいで今売られていますが、   砂漠で死ぬんじゃないか?って時には水道水が1万円でも    生きるために買いますよね(笑

もちろん今の日本ではそんな状態の女性はいませんが(苦笑)

この生理的欲求を刺激するなら「ご飯連れて行こうか?」と      言えば普通についてくるわけです。

第二階層の安全欲求・・・
不安を感じたくない…安心・安全がいい(来月の生活費・借金苦)

先ほどの生理的欲求は緊急性の高い欲求で、今すぐ何とかしないと   死んでしまうというような人間が生きぬくために必要な欲求でしたが    これが満たされると、次に数週間先、1ヶ月、2ヶ月先の最低限の    先の心配をしはじめます。

例えば、来月の生活費がない!   とかは正に安全欲求が出ている状態ですね。

これも最近の日本では、体感としてはないですが、少なからず   日本の将来に不安を感じている人もいます。

この安全欲求を刺激して誘うにしても
「ご飯連れて行こうか?」で
なんとかなったりしそうですね。

「仕事紹介しようか?」「うちの空き家に住むか?」
「安定的な仕事についています」
「オーガニックの専門店があるんだけどいく?」

微妙と言えば微妙ですがこういうのもアリと言えば   アリかもしてません(笑)

第三階層の親和欲求・・・
人は一人では生きてはいけない…(友達が欲しい・誰かに嫌われたくない)

安全欲求が満たされると、次に親和な欲求を求めます。

友達が欲しかったり、何かに属したくなったり、誰かに    嫌われたくなかったり・・・孤独になりたくなかったり・・・

僕の場合は学生時代とかは、ちょっと皆と違うだけで   何かを嫌いになったりしたことがあります。

例えば「男が赤い服なんて着るのはおかしい!」

と何人かに言われるとこの親和欲求が刺激されて、赤い服が   好きだったとしても、皆に嫌われることや仲間からはずされるのが    怖くなって「赤い服は着ない!」という選択肢をとるわけです。

皆と一緒じゃないと怖い。
という心理ですね。

この親和欲求を刺激して誘うのならば・・・
「友達と一緒に行って皆が美味しいというお好み焼き屋があるけど行く?」とか
「えぇ~まだパンケーキ食ってないの?皆たべてるのに・・・」とか        こういう誘い方をするといいですね。

第四階層の自我欲求・・・
特別な人に見られたい…(他者から認められたい・尊敬されたい)

仲間がある程度できるようになり集団生活を送ると   その中でも自分が特別視されたい、価値があると    認めらたくなる・・・これが自我欲求です。

仲間ができ集団で活動をすると、他者との比較が始まる傾向があります。

そんな集団の活動の中で、自分の価値を認められたいと思い始める    わけです。

自我欲求を満たすため、嘘をついても自分を大きく見せようとする行為や   他者を卑下する行為、またはブランド物を買う行為なども正にこの自我欲求    なのかもしれませんね。

では、いかにこの自我欲求を使って誘うのか?
「他の人はあんまり連れて行かない●●って店があるんだけど行く?」
「会員限定の紹介でしかはいれない●●って店があるんだけど行く?」

みたいな感じでしょうか?

ここでは、直接的でも間接的でも「あなたは僕にとって特別だよ」   「特別になれる」というようなメッセージを含むと効果的だと言われて    います。

第五階層の自己実現欲求・・・
自分の可能性を発揮したい!(創造的活動や自己成長)

マズローの五段階欲求の最後となるのがこの自己実現欲求ですが   この段階になると外的要因ではなく、内的要因で動くようになると    この説では言われています。

この段階になると純粋に自分自身の成長と可能性にフォーカスしています。

自分の成長につながるものに対して時間的にも金銭的にも投資をしようと    思います。

この欲求を刺激して誘う場合には、

「今までにない場の提供」
「更なるステージへ」

というようなより価値の高い環境や場所があるという    ニュアンスが伝わるようにするといいでしょう。

食事をテーマにしてしまったので難しいですが、「セレブが集まる食事会」   というような権威性や「勉強会」とかも効果的かなと思います。

・・・とマズローの欲求五段階節に関しての基礎をお話しました。
晩年、このマズローの欲求五段階節の上に「自己超越」という段階ができた        そうですがそれは後で解説していきますね。

 

マズローの欲求五段階節の使い方~相手を動かし導くために~

ここで、勘違いしがちなのがこのマズローの欲求五段階節が   生理的欲求を満たしている人は安全欲求なんだ!的な考え方です。

大きく間違っているわけではないですが、確かに昔はこれらの欲求が   満たされない時代もあったので・・・・

原始的な時代には、生理的欲求。
農業が栄えるまでには、安全欲求。

みたいにわかりやすかったんじゃないかなと   思うのですが

現代ではこれらの欲求は目まぐるしく時と場合によって   グルグルと回っているのです。

あくまであるとすれば・・・   その時々での「優先順位」的なもの。

要は、その時々で複数の欲求が混ざっているのです。

仕事をしているから金銭的な安全欲求は満たされている。

しかし、社内で虐められていて精神的な安全欲求は    満たされていない。

また不況を考えると安全欲求が満たされない。

とか

親和地位を手に入れ自我欲求は満たされているように思うけど
奥さんとは喧嘩ばかりで親和欲求でさえも満たされない。

ということもあるわけですね。

つまり、これらを全てあらゆる場面で満たされている人は そうはいないわけです。

ここで勘違いして

「俺は、親和な地位を満たし尊敬される人間になった!だから満たされているんだ!」

と思うのは大間違いだったり    することもあるんですね。

もし、このマズローの欲求五段階節を使いこなしたいのならば   「誰に対して?」「どのような状況の人に?」を    考えて使うのかが鍵になってきます。

更に

相手(顧客)が最もどの欲求が満たされていないのかを考えて、   それを中心メッセージに全ての欲求を刺激することが大事だと    思います。

例えば、お金儲けをしたい人に対しては

・お金を儲ければ生活の不安はなくなる。
・お金を儲けることは価値の交換を行うため仲間ができる。
・お金を儲ければ注目される、尊敬される。
・お金を儲けれることは自己投資ができる。

 

というように全てを満たせるようなメッセージを送りながらも   中心メッセージを徹底的に訴えかけていくのが最も効果的な    使い方なのかなぁと思います。

低次の欲求ほど「今すぐ」解決したい欲求

そして、マズローの欲求五段階節のピラミッドは基本的には   下の低次の欲求ほど「今すぐ解決しなきゃ」という欲求である    傾向が強いといわれています。

つまり、砂漠で水を売るというのは   「今すぐ飲まないと死ぬ」に近い状態ですよね。

近年、ネットでお金を儲ける方法に関してのサービスとかを見ていると   安全欲求を刺激する場合は「これから社会は不況になる」と言うことを    煽り立てて「簡単に稼げます!」と言っていますが、これは正に今すぐ    行動させやすいやり方なんですね。

ある意味理にかなっているわけです。

将来に不安を抱えている人が多いですが、そういう人に対して   成長をする・・とか自己成長をする方法を提供しても欲求を刺激    することはできないわけです。

しかし・・結局相手の人生を豊かにしたり問題を解決する道は・・・

 

解決の最短で最良の道は「高次の欲求」

しかないんじゃないかって思うんです。   マズロー的に言えば、自己成長・・・・。

自分の可能性を高める事が最終的には1つ上の段階に   いくため、導くための最良の方法になります。

生活の不安を感じなくなるためには、短期的に   50万円稼いでも稼いでも本当の意味での解決には    ならないですよね。

キッカケとしてはいいですけどね。

自我欲求を満たすために、自分はすごいんだぞぉ!って   叫んでも意味がないわけです。

結局、自己の成長を意識しなけりゃ   1つ上にいくことはいつまでたっても    できません。

だから、もし、この五段階欲求を本当の意味で使いたいのなら       相手のために使いたいのなら、まずは自己成長を即して        しっかりと共有しないと結局、相手は何も人生が変わらない ままで終ってしまうかもしれません。

 

マズローの欲求五段階節の使い方~あなたの人生を豊かにする為に~

では、次に自分自身の人生においてこの欲求五段階節の   使い方を考えていってみようかなと思います。

マズローの欲求五段階節は、当然ですがあなた自身の自己分析に   おいても使うことができます。

「相手が●●だ!だからこう言えばいいんだ!」

ということだけに使うのはもったいないです。

では、自分自身を満たすためには何をすればいいのか?   は、ここまで読んでもらえばわかるように「自己実現欲求」を    常に意識し続けるということですね。

常に自己の成長にフォーカスを当てることです。

安全欲求が満たされていない・・・それはなぜか?
いかにすれば満たされるのか?を考えることで
いかにして自己を成長させていけばいいのか?

今この瞬間、自分が成長したところは何なのか?
そして、明日はいかなる成長をしていこうか?

ここにどれだけ意識を向けられるのかが大事です。

その成長が回りに影響力を発揮し、あらゆる欲求を満たす事につながりますから・・・

まずは「あなたが成長しましょう!」ってことですね。

ただ・・・ここで面白いなぁと思うのが。

自己実現欲求も・・・外的要因に左右されてる

マズローの欲求五段階節的に言うとの自己実現欲求は内的欲求と   言われていますが、これを超えると六段階目の「自己超越」に    到達するといわれています。

で、ここで勘違いされがちなのが、自己実現欲求が高次元みたいに   思われているところですがそれは違うんじゃない?と思います。

そもそも、欲求というのは「欲して求める」という事です。

つまり自己実現欲求の状態というのは   未だに内的に満たされていない状態なんですね。

だから、内的に満たされたいという欲求のために自己成長を   しようと自分の可能性を切り開こうとするのです。

 

自己超越がマズローの欲求五段階節に入らない理由

しかし、自己超越の段階にいける人はほとんどいません。

確かに優秀な人であったり、自己成長にフォーカスしてきた人達は   この段階を一気に駆け上がることはありますが自己超越の段階に    はいるのは、その中でもほんの一部と言われています。

なぜなら、自己成長や自分の可能性を開くことそのものが   外的なものに頼ってしまっているからなんです。

より多くの収入を、より大きな力を、より多くの女性を、   成長をしようとすると人はもっと大きな何かを手にしようと    するのですが実はその欲求そのものが五段階を超えられない    最大の理由になったりするんですね。

自己超越とはそもそも
「欲求なんかなくても人生を豊かにする事ができる」
段階の人達なのですから・・・。

相手を思いやる気持ちだけで現実が変わる。

自分がただ楽しむだけで自分の人生が豊かになる。
必要な時に必要なものが自然に用意されていく。
嫌なこともいいことも全て完璧だと思える。

そういう意味不明な世界なわけです。

外的要因に左右されず、内的に満たされることでマズローの欲求も
求めずに自ずと満たされてしまうのですから・・・

究極の理想ですね。

 

超越の道・・・現実と理想の狭間を生きる。

と、僕なりの経験を踏まえてマズローの欲求五段階節を   解説してみましたが、僕もまだまだ超越に達していません。

数回達した感覚はありましたが、欲求が埋もれる世の中。
現実の世界を生きる中で揺れ動いています。

あぁ~しまった!的なことも普通にあります。

でも、少なからず僕が思うのは、現実の中でいかにして   超越の状態により近づいていくのか?が大事なのではないかなぁ    と思うのです。

欲がいいとか悪いとは思わないし   欲を無理矢理捨てようとする必要もないと思います。

自分の欲求どおりに生きちゃダメなんだ!

なんて思いこもうとしたって辛いだけですから。

ただ、どちらにしてもその欲求を満たすためには、   分かち合いが必要になるのは必須になるわけで・・・    結局、超越への道が示されているってことなんです。

結局、お金を儲けたいって思っても儲けられないのは  あなたの何かが間違っているから・・

お金を儲けたって虚無感に襲われるのもあなたの何かが間違っているから・・・・

ただそれだけです。

そんな現実と理想の狭間でいかに自分自身の真の幸福を追い求めて   自己を超越していくのか?その道そのものが本当の意味で    「生きている!」って感じることなのかもしれませんね。

ただ結局、外的にではなく、内的な充足感を得続けることで自分の     人生を精神的に満たされる…それが結局本当の幸せなんじゃない?      って思いますよ。

一応僕もこのブログをやっていいますが、   結局お金なんて二の次だし、お金があったって人間の幸福度って    それほど変わりませんから・・・

ただ、お金がない事で不満や不安を感じてしまうなら・・・

お金を得なきゃという状況になったのならば、それはあなたに    とってクリアすべき道なのかもしれませんね。

マズローの欲求五段階節はこんな感じでイロイロ考えてみると   あらゆる使い方もできるもんですね。

是非、参考にしてもらえればと思います。

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