SEOで何百万PVを目指すのではなく専門を絞りニッチな濃いユーザーを集めるにしても、結構大きなキーワードを目指すにしてもトレンドを扱うにしても、、、ウェブサイトやブログを運営しているのならばいかにキーワードを見つけ出すのかは非常に重要です。
・コンテンツを作る時
・キーワードを見つけだす時
・顧客ニーズを理解する時
ありとあらゆる場面でキーワード選定力は非常に重要になってきます。
その時に使えるのがサジェストキーワードです。
このサジェストキーワードを使いこなせるのかによって上位表示ができるのかどうか?だけでなく、ユーザーニーズを的確に捉えられるのか?まで決定してしまうほどの違いを生み出すといっても言い過ぎではないと思ってます。
タイトルではロングテールに必須。
とありますが、ビジネスをある程度している人ならばご存知ですがロングテールはニッチな商品まで取り揃えることで全体の売り上げをアップさせることができるという考えですが、検索エンジンからのアクセスを考えた場合は特にこのロングテール理論は重要になってきます。
特にライバルの少ない場所で戦うときほど。
しかし、そうでなくてもコンテンツを執筆する際にこのロングテールを意識して書いている記事と書いていない記事では検索順位も全然違ってくるのです。
実際、僕自身同じジャンルのブログを運営していて同じキーワードで記事を書いたことがあるのですが、ロングテールを意識した記事のほうが上位表示をされました。
しかも・・・内容はロングテールを意識したほうが手を抜いてるのにも関わらずです。
上手に使いこなせばありとあらゆる場面で使えるサジェストキーワードですが、ここではありとあらゆる場面で使えるサジェストキーワードを取得するサジェストツールとその使い方について解説をしていこうかと思います。
ぜひ、この記事を参考に使いこなして見てください。
1.サジェストキーワードとは?
サジェストというのはネットの検索した文字列に関連深い語句を予測して表示する機能で、あなたも実際に検索をしたら見たことがあると思いますが、調べたいキーワードを入力すると
検索窓の下に、そのキーワードに関連した複合キーワードが候補として出てましたよね。
この表示される候補をサジェストキーワードと言われています。
このサジェストキーワードの凄いところが定期的に検索されるキーワードだけでなく、これまで検索されなかったような新しいキーワードでさえも候補として表示してくれるところです。
ただ、過去検索されていたデータだけだけでなく、過去データから予測までしてくれるのです。簡単に一気にみたいのならば検索結果の一番下にもさジャスト一覧がでてきますので、コピペしたいのならば検索結果下をチェックするのがいいでしょう。
※ Googleの場合は関連するキーワードとして表示されていますが、Yahooの場合はYahoo虫眼鏡で掲載されます。
2.ロングテールとサジェストキーワード
既にサジェストキーワードをご存知のあなたは、サジェストキーワードの使い方がアクセスを集められるか集められないかを決定する!と言ったとしても言い過ぎではないくらいサジェストキーワードを扱うかは重要です。
なぜなら、サジェストキーワードは
・話題のトレンドキーワードの複合キーワードまでを予測
・よりユーザーの求めているキーワードを表示
してくれるからです。実際、SEOで弱小サイトがゼロから確実に集客をするためには、ロングテールキーワードを狙ったほうがいいと言われています。
・ダイエットよりも簡単 ダイエット
・簡単 ダイエットよりも簡単 ダイエット レシピ
というようにキーワードが具体的になり山ほどキーワードが出てくるのですが、こういった細かいキーワードをロングテールキーワードといい、そんなロングテールキーワードを狙って、その集合体がビックキーワードよりも結果的にアクセスを集め、さらには最終的にビックキーワードでの評価につながるのです。
下記の図のように・・
サジェストキーワードは、正にこのロングテール戦略に必須と言っても過言ではないのです。
なぜなら、SEO効果を狙ったh1・h2・h3見出しタグの取扱説明書の記事にあるようにサジェストキーワードで記事を投稿したり記事の構成を作ることでよりユーザービリティーの高いウェブサイトやコンテンツを作ることができSEOで上位表示をされやすくできますから・・
トレンド系のブログでも資産型のブログでもロングテール戦略を活用しているのかいないのかによって結果は大きく変わってくるといっても過言ではないのです。
では、実際にサジェストキーワードの最も基本的な扱い方を実例を交えて紹介しましょう。
3.【図解】サジェストツールでキーワード候補を取得する
とは言っても、わざわざ毎回検索エンジンで検索してサジェストキーワードを探すというのは結構労力がいりますし、実際にサジェストキーワードは一覧で出てくるものよりも圧倒的に多くあります。
また、検索したワードによってはサジェスト中にまたサジェストが出てくるものもありますから、サジェストを一気に抜き出してくれるツールを活用するといいでしょう。
実際、無料!SEOに必須のキーワードをアドバイスしてくれるツール10選の記事で紹介しているようにサジェストツールはGoogleやYahooなど色々種類があるのですが、今回はGoogleサジェストを使って実際に使いかたをステップバイステップで解説していきます。
3-1.Googleサジェスト一括取得ページを開く
それでは、Googleサジェスト一括取得ツールのページに移動をしてください。
3-2.キーワードを入力しボタンをクリックする
上の画像のように、検索窓にあなたが調べたいサジェストワードのメインとなるキーワードを入力してください。「SEO対策」のサジェストワードを知りたいのであるのならば、「SEO対策」と入力してボタンをクリックしてください。
①キーワードを入力する
②検索ボタンをクリックする
検索ワードを入力し ボタンをクリックする。
3-3.取得したキーワードをチェックする
ボタンをクリックするとサジェストワードの一覧が表示をされるはずです。
一覧の上の部分は比較的表示される傾向が高いキーワードで、そのあとに「あ〜ん」までのサジェストキーワードが表示され、そのあとに「a~x」までのサジェストワードが順番に表示されます。
これは、Googleなどで検索した時に次のワードを入力したときに「あ」と入力すると
上記のように「あ」から始まるキーワードを予想する機能です。あなたがどのようなワードでサジェストキーワードを抜き出したのかにもよりますが、それほど多くない検索回数のキーワードの場合は上の部分だけをチェックしておけば十二分です。
3-4.+ボタンでキーワードを深掘りする
見ていくと類似のキーワードが出てくるのでそういったキーワードは、活用したほうがいいです。
記事の見出しやコンテンツのネタに使える可能性が高いです。
3-5.CSVファイルでダウンロードする
もし、あなたがエクセル形式で一覧で見たかったり、コピペして貼り付けるのが面倒ならばCSV形式でダウンロードしておいてください。
サジェスト一括取得ツールでは出てきたサジェストワードをワンクリックでダウンロードすることができます。
4.キーワードプランナーで月間検索回数を調べる。
さて、サジェストキーワード取得ツールの使い方はなんとなくわかりましたか?では、実際にこのサイトで得たサジェストキーワードをどのように活用していけばいいのかについて解説をしていきます。
では、実際に今度はサジェスト一括取得ツールで得たキーワードがどれくらいのニーズがあるのかをチェックしていきましょう。
4-1.Googleのキーワードツールでサジェストワードを入力
Googleのキーワードツールを開き、先程入手したサジェストワードをコピペで入力していきましょう。
確か10個くらいまでは一括でできたはずなので10個入力をしてボタンをクリックしてください。
4-2.一覧をチェックし選定する
すると、入力したサジェストワードのデータが一覧で表示されますので月間どれほど検索されているのかをチェックしてください。
この一覧の中で自分が求めていない数の検索回数のものを排除していきます。
採用の基準としては、メインで作りたい記事のキーワードの月間検索回数よりも一桁少ないものを選ぶのがいいでしょう。(GoogeAdowordsに入金して広告をだしている場合はもっと正確なデータを出してくれるのでしている場合はメインで表示させたいワードよりも少ないのが最低条件になります。)
もし、多い場合は「そのワードを使って1記事書く」のがいいでしょう。
10〜100のワードは、もはや検索されるかわからないワードなので個人的には使わないほうがいいと思います。(相当ニッチなユーザーを集めたいのならば10〜100も価値があるので使ってもいいと思います。)
ーは全く使えないので排除です。
とにかく、この検索結果から使えるワードを選定していきましょう。
※トレンドコンテンツを扱っている場合は、ーでも現在のデータでは検索されていない可能性があるので取り扱う価値はあります。
5.コンテンツの構成(見出し)にサジェストを活用する。
さて、ここまではサジェストワードを抜きだして実際にそのワードが活用できるかどうか?をキーワードプランナーを使って調査をしてもらいました。
では、いかにこのワードを活用すればいいのか?
についても解説をしていきますが、ここではサジェストワードを使ってコンテンツを書き上げる使い方について解説をしていきます。
やり方は簡単で選定したサジェストワードを使って記事の構成を作っていくだけです。
もちろん全部のサジェストワードを使う必要はありません。
書けそうで必要でありあそうならば使う。
競合が強い場合は1つずつ記事を書いていく。
というのが一番いいかなと思います。ただ、この段階ではまだ執筆段階でなく仮の段階なので気楽に構成を作っていきましょう。
論理的に構成をするとすると・・・
①タイトル(h1)がサジェストツールで検索したキーワード
②大見出し(h2)がサジェスト一覧で出てきたワード
③見出しが(h3)が+ボタンを押して出てきたワード
になります。
もちろん、必ずしもこれで構成が完成するわけではありませんし内容によってはサジェストワードをいれられない場合もありますので必ずしもこの方法で作る必要はありません。
この作り方に関しのもっと具体的な事例に関してはSEO効果を狙ったh1・h2・h3見出しタグの取扱説明書の記事で解説しています。
このように、記事を構成していくとメインとなるキーワードに関連したコンテンツが十二分にふくまれたコンテンツを半強制的に作ることができるようになり関連(サジェスト)キーワードでもメインのキーワードでもロングテールを意識されたコンテンツになり上位表示されやすくなります。
このようにサジェストを上手に活用することでコンテンツ自体の質も高くすることができ、SEOの評価そのものもたかめることができる確率が格段にあがります。
あなた次第でいくらでも使えるサジェストツール
さて、いかがでしたでしょうか?もちろん必ずこのとおりにやらなきゃいけない!というわけではありませんが、一つの使い方として覚えておいてくれれば嬉しいです。
サジェストツールはこれだけでなく本当にいろんな使い方ができます。
サイト設計にも、トレンド予測にも、顧客の潜在ニーズを探るためにも、YouTubeの関連記事に表示をさせやすくするためにも、あなた次第で無限大の可能性を秘めているのです。
サジェストツールはあくまでツール。
使いこなすのはあなたです。
だから、このやり方だけにとらわれず色んな使い方を考えてみてください。このブログでもこれからありとあらゆる活用方法をご紹介していきますのでお楽しみに!