これまで僕は20以上のブログを運営してきましたが、やればやるほど精度があがっていったのですが、その1つの理由がカテゴリーにあります。
最初は何も考えずブログを運営してカテゴリーを増やしたり、あとでやり直したりしていたのですが、未だにまだまだ甘い部分はあれどカテゴリーの設定の仕方が上達していくほどにより少ない記事でより確実に上位表示ができアクセスが集められるようになったのです。
また、記事数が増えてきたときにカテゴリーを編集しただけでアクセス数が増えたブログもあります。
ブログという特性上。
普通のHPよりも手軽にページを増やせてしまうからこそ、どうしてもカテゴリーの設定も甘くなりがちです。
もちろん!価値あるコンテンツこそが大事!です。
コンテンツ力があればカテゴリーなんて考えなくても上位表示は全然可能です。
でも、そういったブログほどカテゴリーを見直すだけでよりコンテンツが評価されサイト全体の評価をあげアクセスを増やすこともできるのです。
そこでここでは、ブログカテゴリーを設定する上で必要な考え方と設定方法、カテゴリーページに一工夫をすることでより確実に安定的なアクセスとPVを獲得できるようになるための方法を紹介していこうと思います。
・ある程度のアクセスが集まっている。
・ブログを始めたばかりの方
は特に必見なので最後までご覧になってくださいね。
1. ブログカテゴリーの分け方の基本はピラミッド型
まず、最初にあなたに理解しておいてもらいたいのが、ブログはついつい手軽にコンテンツを書きやすくもともとは日記的に使われてきたのもあって「好きな時に好きなことを書く」「書きたいことを書く」ようになりがちだということです。
流石に「好きな人ができました」「激うま!●●の生ハム!」
みたいなあからさまな日記を書いてる人がこの記事を読んではいないと思いますが、
昨日は「ブログアフィリエイトで稼ぐ●ステップ」
今日は「にきび跡を消すための●つの方法」
みたいに関連性のあまりないコンテンツを発信したりしてしまいがちでもあります。
あくまで重要なのはサイトコンセプトに特化した基本コンテンツを構造的に配置する事。
がカテゴリーの基本だということは覚えておいてください。
もちろん、ごちゃ混ぜブログの場合はありですが、検索エンジンからの流入の効率化・ターゲットユーザーが決まっている場合はあまりズラさないほうがいいです。
そのためカテゴリーはピラミッド構造にすることを意識しましょう。
見てもらえばわかるように基本的には、
・サイトコンセプト(タイトル)
・カテゴリー
・記事(コンテンツ)
で分類をするのが基本です。なので、カテゴリーを設定する場合は主に2つの考え方で設定をしていきましょう。
1つ目がサイトコンセプト(タイトル)やターゲットとするユーザーからカテゴリーを設定していくパターンですね。
例えば、ニキビ全般になやむ人向け。
ならば、ニキビに関連するありとあらゆる悩みなどを調査し、分けていく事によってカテゴリーを作っていくやり方で、これは最初から売りたい商品やターゲットを先に決めた場合は非常に有効です。
そして2つ目。
作ったコンテンツを後で分けていく方法です。
これは、とりあえずなんとなく大体のコンセプトは決まっていたけどスタートした場合やとりあえずブログを始めたという方向けの作り方で、アクセスがあるものの中からカテゴリを分類し関係ないものはnofllow(インデックスさせない)設定をしたほうが比較的アクセスが増えやすいです。
できる限りピラミッド構造にすることを意識するのがベターでゴチャ混ぜブログの場合でも、カテゴライズをしたほうがいいでしょう。
もし、専門性のある特化したブログを構築しているのならば・・
2.効率的にSEOで認識される「階層分け」
をしてカテゴリーを作るのがベストです。
階層分けというのは先ほどのピラミッド構造をもっと具体的にしたものです。
基本的によく使われるのが、「親カテゴリー」と「子カテゴリー」です。
例えば、先ほどのニキビの例でいえば
・ニキビ跡(親カテゴリー)
・クレーター(子)
・茶色(子)
・赤み(子)
・盛り上がり(子)
これは症状別ですが、親カテゴリーを具体的にしたものを子カテゴリーというようにわけるのです。乗り物といえば「電車や飛行機・車」、車といえば「SUV・軽・セダン」というように具体化をすることで階層を1つ増やすのです。
ユーザービリティーを考えた際、できる限り少ないクリック数で知りたい情報を見つけ出せるようにしたほうがいいのですが、この階層分けはそのために非常に有効な手法です。
更にSEOを考慮に入れるのならば、キーワードツールを使った階層分けがオススメです。
全体を見てもらえばわかると思いますが、サイトコンセプトからカテゴリー、そして記事に至るまでメインキーワードから外れていない設計になっているのがわかるはずです。サイトコンセプトからカテゴリーが複合キーワード&密接に関連しているキーワードになっています。
サイトコンセプト:復縁(メインキーワード)
カテゴリー1:元カノと復縁
カテゴリー2:元カレと復縁
カテゴリー3:復縁までの冷却期間
カテゴリー4:寄りを戻す意味
カテゴリー5:別れ話
コンテンツ1:復縁できる別れ方
コンテンツ2:別れ話 復縁 可能性
コンテンツ3:別れ話 仲直り
コンテンツ4:別れ話から逆転
コンテンツ5:復縁できない別れ方
あくまでこれは適当に検索して出てきたキーワードなので適当ですが、キーワードツールやサジェストキーワードツールを使って設計をしていくのです。
このように設計をする事で、SEOでもより具体的なニーズに答えているサイトとして評価されやすくなり検索ワードでも引っ掛かりやすくクローラーも巡回しやすくなりますので、この階層分けはある程度ブログを執筆することに慣れたり、新しいブログを立ち上げる際にはやってみてください。
もし、ここまでやるのならばただカテゴリーを作るのではなくブログカテゴリーページを作ると更に効果的です。
3.ブログカテゴリーページ設定でサイト構築
ブログの場合カテゴリーページは、記事を10・20記事ずつ一覧で表示されますよね。ニキビ跡に関するカテゴリーがあれば、ニキビ跡に関する記事が新しい記事から順番に一覧で表示されるはずです。
これはブログの最大の特徴ではあるのですが、大きなデメリットでもあります。
それが・・・
・見るべき順番で見ることができない。
・カテゴリーページにSEOの設定ができない。
というところです。
例えば、初心者向けにWordPressの使い方を図解で説明しているカテゴリーがあったとします。
しかし、カテゴリーページを見たら一番上にWordPressのCSSをカスタマイズする方法みたいな記事が上にきていたら「俺、まだワードプレスいれてさえいないんだけど・・何からやればいいんだ!?」となって違うサイトで探しちゃう可能性があるのです。
それならば、
サーバーの選び方からインストール、初期設定の方法までを順番に見ていけばWordpressの使い方をマスターできるようにわかりやすくカテゴリーページを作ったほうがユーザービリティーの高いサイトが作れて、グーグルのクローラーも巡回しやすくなるのです。
ニキビ跡ならば
・原因
・種類
・消し方
・薬
というような順番に見たほうが、ニキビ跡を消すまでの知識や方法論を網羅的に知ることができますよね。もし、あなたのブログが特化したコンテンツが溜まっているのならば、ブログ任せのカテゴリーを作るのではなく、自分でカテゴリーページを作ったほうがいいです。
もちろん!ただリンクを並べるのではなく自分でまとめページを作るように作りましょう。
もし、そこまで構築するつもりがなくても、カテゴリーページもSEOを考慮にいれた設定をしておくことをオススメします。
ただ、これは無料ブログでは難しいかもしれません。
とりあえずここではWordpressでのカスタム方法について図でわかりやすく例を出して説明していきます。
3-1.一覧表示のカテゴリーページの●つの設定
見てもらえばわかるように、カテゴリーページの一覧の前にテキストや画像などを使って説明をいれていきます。
あと、ポイントは
・ブログタイトルと同じように読まれるタイトル
・SEOの設定として必要なキーワードとディスクリプション
も設定しておきましょう。ただ、これはWordpressのテーマによってはカテゴリーページまで設定できないものもあるので、その場合はYeart SEOのプラグインを導入しましょう。最新記事から順番に一覧表示をされますがまだコンテンツが貯まってないのならばこのやり方がベターです。
3-2.固定ページでオリジナルカテゴリーページを制作する
こちらは、完全にオリジナルでデザインを作ることもできて見せ方を工夫ができます。順番に見てほしいコンテンツがある場合などに非常に有効である程度コンテンツが貯まってきたら制作を考えてください。
作り方は簡単で固定ページで作ります。
デザインを細かく設定したい場合は、CSSなどのカスタマイズが必要ですけど制作する価値はあるので本格的なサイト構築をしたいのならば絶対にやっておいたほうがいいです。
3-3.デフォルトカテゴリーページ
あまり本格的にSEOで上位を狙っていないのならばこれまで通りのデフォルトのカテゴリーページでもいいです。
ただ、個人的にはインスタやユーチューブで情報収集しているイメージがあるので画像をメインでクリックできるようにしたほうがいいと感じています。例えば、上の画像のように2列・3列でカテゴリーを一覧でわかりやすく見れるようにしたほうがいいかもしれません。
ここに関しては現在研究中です。
・・・主に、カテゴリーとコンテンツの種類によってこの3パターンを使い分けてください。どれがいいも悪いもありませんが、作れるものから作っていくのがいいかと思います。
例としては・・・
・講座形式にできるコンテンツ・・・固定ページで作る
・まだコンテンツが足りない場合・・一覧表示
・トレンドコンテンツ・・・・・・・デフォルト
というようにわけるといいかなと思いますので、ぜひ用途に合わせてカテゴリーを設定していってください。
最後に
さて、ここではブログのカテゴリーの設定について網羅的に解説をしましたがいかがでしたか?
カテゴリーもあなたのウェブサイトの重要なコンテンツの1つだという認識を忘れずに設定をしてもらえれば、カテゴリーページだけでなくコンテンツそのものの評価を上げることもできるのでよく考えて設定をしていきましょう。